「先輩からのパワハラで身の危険を感じた」失踪し約2年半無断欠勤 24歳男性自衛官に停職12か月の懲戒処分
https://news.yahoo.co.jp/articles/2adc148aa447a2e3290c3022226351be96f75fc6

陸上自衛隊の24歳の男性自衛官が、およそ2年半にわたり無断で欠勤したとして、停職12か月の懲戒処分を受けました。
 理由について、自衛官は「先輩からパワハラ受けて、身の危険を感じた」と話しているということです。

 停職12か月の処分を受けたのは、陸上自衛隊北千歳駐屯地の第1特科団、第1地対艦ミサイル連隊所属の、24歳の男性自衛官です。
 第1特科団によりますと、この自衛官は2020年8月に駐屯地から姿を消したまま、およそ2年半にわたり、欠勤したとして処分を受けました。
 無断欠勤した理由について、自衛官は「先輩からパワハラ受けて、身の危険を感じた」と内部調査で話しているということです。
 第1特科団は「先輩の自衛官から複数回、平手打ちの暴行を受けていた」と説明しています。
 殴られた男性自衛官にけがはありませんでしたが、依願退職するということです。
 
 また、パワハラをしたとされる先輩の自衛官については、懲戒処分の手続き中で、近く処分が出る予定です。