17日昼頃、宮崎空港(宮崎市)の国内線搭乗ロビーで、航空機に搭乗予定だった乗客1人の行方が分からなくなった。航空会社などが保安検査場を通過して搭乗ロビーにいた約300人全員の検査をやり直すなどの対応に追われ、同日午後7時時点で、2便が欠航するなど混乱が起きた。

 宮崎空港事務所によると、この乗客は搭乗予定の便とは違う搭乗口に並んでいた。航空会社の職員が対応中に立ち去り、どこへ行ったか分からなくなった。乗客はトラブルに気付かずに正しい便に搭乗した可能性があるという。