参院懲罰委員会は14日、政治家女子48党(旧NHK党)のガーシー(本名・東谷義和)参院議員に対し、議員資格を失う「除名」とする懲罰処分を全会一致で決めた。15日の参院本会議で正式に決める見通しだ。

 横浜市の自営業の女性(47)は「登院しないことで他の議員に迷惑をかけているわけでもなく、理解できない」。
そのうえで「ガーシーのおかげで、国会はリモートワークに対応していないということもわかった。今後も政界の古い体質を多くの人に伝えてもらいたかった」と話した。

 大阪府の会社員の男性(51)も「公約を守らなかったり、国会で寝ていたりする政治家もいる中で、欠席は除名になるほど悪いことなのか」と疑問を呈する。

ガーシー氏には再び立候補してほしいと言い、「除名によって政治への不信感はより強まった。その思いを『再選』という形で見せつけたい」と語った。