イングランド・プレミアリーグのブライトンが、今季大活躍を見せる日本代表MF三笘薫(25)に契約延長を正式オファーした。

 今季は初めてのプレミアリーグ挑戦で6ゴールをマークするなど大活躍。今夏の移籍市場に向けて、アーセナルやリバプール、マンチェスター・シティーなどビッグクラブがこぞって獲得に関心を寄せている。

 そうした中で、三笘の去就に新たな動きが出てきた。英メディア「90min」は「ブライトンが三笘薫との契約延長をオファーした。新たな長期契約を提供する予定だ」と報道した。

 三笘とブライトンの契約は2025年夏までとなっている。クラブ側は、強豪が獲得に動く中でも放出しない方針を決定。そこで5年前後の長期契約を新たにオファーしたようだ。

 5月に26歳となる三笘は選手として全盛期を迎えているが、このタイミングでブライトンと長期契約を結んだ場合、年齢を考慮するとビッグクラブへの移籍はほぼ消滅する可能性もある。

 ただ、同メディアは「ブライトンと選手の代理人の間では最初の交渉がすでに行われている。三笘はブライトンでとても幸せであると言われているため、合意には楽観的な見方がある」と指摘。監督や周囲の選手、環境も含めてブライトンが理想的なクラブと三笘は感じているようで、契約延長に応じることも十分ありそうだ。

 三笘にとってはサッカー人生を左右する決断だけに注目が集まる。