全国の自殺者数が11年ぶりに増加した2020年、女性の自殺者数は前年より935人 (15.4%) 増えて7026人でした。その一方で男性の自殺者数は、前年より23人 (0.16%) 減って14,055人だったものの、その数は女性の2倍もありました。

このように男性の自殺者数が女性よりも多いのは2020年に限ったことではありません。警察庁の統計で確認できる1978年から2021年まで常に男性の方が女性よりも多くなっており、1997年からは常に男性が女性の2倍以上となっています。