>今年は人様の前で講演をさせていただいたり、初めて尽くしの年でした。
その中で、よくかけられる言葉があります。

・ご自身のために有意義に時間を使ってほしい。

・いつまでも亡くなった人の事を考えないでほしい。

・新しい人生やパートナーを探してほしい。

「幸せになって欲しい」という優しさ故のお言葉なのは分かります。しかし、私はどうしても違和感を感じてしまいます。

「不幸な人間と決めつけられている」ように感じてしまうからです。もちろん、愛する2人を亡くしたのは本当に苦しかったし、一般的には、事故そのものは間違いなく「不幸なこと」ではあると思います。 それでも事故後、たくさんの人に支えられてきた。私は本当に人に恵まれているんだなと思えるようになり、「自分は幸せだな」と日々思います。


「交通事故」「誹謗中傷」は社会問題であり、もし私が声をあげて一件でも防げたのであれば、妻と娘に「ふたりの命を無駄にしなかったよ」と言える。これは私の生きる力になっています。ある意味幸せを感じています。

上の2つの理由から、「不幸だ」と決めつけられ、「幸せになる為に○○すべきだ、○○して欲しい」と言われると、なんとも言えない違和感を感じます。

幸せの定義は人それぞれで、決まったものなんて無いと思います。それぞれの思う幸せを追い求めて良いのではないでしょうか。

https://ameblo.jp/ma-nariko/entry-12781937553.html