岸田首相は4日、「今年は『異次元の少子化対策』に挑戦する」と述べました。東京都の小池知事も4日、「少子化は静かなる脅威」だと述べ、新たな対策を打ち出しました。

岸田首相の「異次元の少子化対策」の基本的な方向性は、次の3つです。

(1)「児童手当」などの経済的支援を強化
(2)学童保育や病児保育を含む幼児教育・保育の強化、産後ケア・一時預かりなどの拡充
(3)働き方改革の推進

岸田首相は、この3本柱を中心に具体策をとりまとめていくとしていて、「若い世代から『ようやく政府が本気になった』と思っていただける構造を実現すべく、大胆に検討を進めてもらう」と述べました。