日本生まれ日本育ちで日本語しか話せないのに強制送還へ・・・

これが先進国の人権意識なのか?



【サムエル君「NBAに行って選手になって、“僕の生まれ育った日本はこんなにすてきなんですよ”ってみんなに伝える。」】



サムエル君と弟、そして母親は、日本で暮らすための在留資格を持っていません。そのため、母親は働くことが許されず、生活保護の受給も対象外です。一家は、教会や支援者からの援助を受けて生活を続けています。

サムエル君の母親は、政情不安定なアフリカのコンゴ民主共和国で、夫とともに政治活動を行っていました。2008年、命の危険を感じたため夫婦で来日。難民申請をしました。しかし、難民とみなす客観的な証拠がないとされ、認められませんでした。当時、難民申請者に認められた、就労可能な在留資格の更新を繰り返しながらアルバイトで生活。サムエル君が生まれました。



>>>ところが、来日から9年後。2度目の難民申請中だったある日、体調を崩し療養していた母親が更新手続きに行けず、自分と子どもたちの在留資格を失ってしまったのです。在留資格を持たない外国人は、出入国在留管理庁が審査のうえ、国外退去の処分が下され、送還されることになります。しかし、何らかの事情を抱え送還に応じない人は、難民申請者であっても原則、全員入管施設に収容されます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー