政府・与党は2022年10月26日、妊娠・出産した女性を支援する「出産準備金」を2023年1月から支給する方針を明らかにしました。金額は合計10万円で、分割支給されます。本記事では制度の概要と問題点についてお伝えします。
出産準備金の概要

出産準備金は、妊娠した女性に計10万円を「クーポン」等として支給するものです。政府は2022年度の「第2次補正予算案」に関連経費を計上する方針です。

おりしも2022年10月24日に自民党の茂木幹事長が「出産育児一時金」を42万円から47万円へと増額する方針を明らかにしており、これと相まって、妊娠と初期の育児を費用面からサポートする意図がうかがわれます。