レクサス初の「MT車」を世界初公開!? シフトチェンジでエンジン音が変わる? 謎の「UX300e」の正体とは

レクサスはバッテリーEVにMTを搭載することを検討しており、電動SUV「UX300e」で開発を進めているようです。

EVでもMTによる楽しい運転を実現!

 レクサスの欧州法人は2022年12月5日、ブリュッセル(ベルギー)で開催されたメディアフォーラムにおいて今後の電動化ビジョンについて発表しました。
 
 そのなかで、バッテリーEVにマニュアルトランスミッション(MT)を搭載することを検討しているといいますが、どのようなクルマとなるのでしょうか。

 公開された動画を見ると、エンジンが搭載されていないEVなのに車内にはエンジン音が聞こえるほか、シフトチェンジに合わせてその音も変化している様子が映されていました。

 このバッテリーEV用のMTについて、電動化戦略チーフエンジニアの渡辺剛氏は次のようにいいます。

「このクルマは外から見ると、ほかのBEVと同じように静かです。

しかし、ドライバーはMT車の感覚をすべて体験することができます。