ボルバキアに感染したオス個体はオスの遺伝子型を持ったまま、完全なメスの表現型を持つ。ボルバキアの繁殖に貢献できないオス宿主をメス化することにより効率的な繁殖を達成している。 この現象は、今のところ、ダンゴムシ(Armadillidium vulgare)[6]、キチョウ(Eurema mandarina)[7]、ヨコバイの1種(Zyginidia pullula)[8]のみで見つかっている。