彡(゚)(゚)「お腹が空いたンゴねぇ……」

ワイの名はやきう民、無職やで。
今ワイはまだ見ぬお昼ご飯を求めて街を彷徨ってるんや。

彡(゚)(゚)「おっ、この中華屋……良さげやな……」

曲がったことのないひたすら道を曲がっていくと、
それなりに並ばれてる中華屋さんを見つけたンゴ。
ショーウインドウを遠目から眺めてみると、
なるほど、今時珍しく中盛のラーメンが500円以内で食えるようや。
おまけに学生さんは中盛のラーメンに炒飯が無料サービスやと。
これは何ともイキの良いお店やな!

彡(゚)(゚)「よーし! ここに決めたで!」

ワイは手に持っていたインスタントのご飯の封を開けると、店の真ん前に座り込んだ。

彡(^)(^)「クンクン! はー! 良い香りや! こらご飯が進むでぇ!」ムシャムシャ

トンコツ醤油の匂い、炒飯の匂い、レバニラの匂い、
それらの芳醇で濃厚な香りがやきう民の鼻孔を刺激し、食欲がどんどん湧いてくる。
気づけばインスタントのご飯はあっという間に無くなっていた。

彡(^)(^)「ゲプっ……! ごっそさん!」

良いお店を見つけた!
これからもここにはお世話になることにするで!

〜 おわり 〜