カンボジアを訪問中の岸田文雄首相(65)がASEAN(東南アジア諸国連合)への経済支援として約2950億円の円借款を供与する方針を表明した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ経済の立て直しを支援するほか、台湾有事の懸念を踏まえ、ASEANに対するインフラ投資などで日本の存在感、影響力を発揮する狙いがあるとみられる。

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