ストーカーと呼ばれるか熱烈求愛になるかの分かれ道。それは、相手が「100%嫌なわけじゃない」と気づけるかどうか。1%の隙を察知するアンテナを持っているかどうかだ。

 と言うと、「そんなの気付けねーよ!」「そんな能力があったら苦労しないわ」と思うかもしれない。もっともだ。これは万人に備わっている能力ではない。

どうしつこく粘ればいいか。ガイドラインを考えてみた。

(1)接触は、昼・公の場・メールに限定
自宅やプライベートの行動エリアでの待ち伏せは怖がられるので絶対にダメ。また、SNSは話せる内容が限られており、いくら声をかけたところで本気と思われないのでむしろ逆効果。
(2)要求は控えめに、ラブは多めに
「会いたい会いたい」と自分の要求ばかり突きつけるとストーカーになるので、好意を伝えることをメインに。例えば「今、仕事の帰りです。今日は天気良かったですね」ではなく「仕事帰りに夕日を見ながら○○さんを思い出したよ」と書く。読んだ瞬間は寒気がした女性も、寝る前には布団の中で反すうしたりする。ラブソング風メールは侮れない。
(3)勇気とコストをみせよ
付き合ってほしいとハッキリ伝える。それをしないと真剣ではないと思われる。疑われかねない女性関係は整理する(知られたら全てが水の泡)。
(4)自分が最も輝いている瞬間をみせよ
仕事でも趣味でもいいので、自分が本領発揮している瞬間をみせる。魅力のある人にしつこくされたら女性も悪い気はしない。さらに、夢中になれるものがあることを示せば「私のことで頭がいっぱいの気持ち悪い人」と思われず、一石二鳥だ。
(5)ハッキリ拒絶されたら諦めよ
「あなたとお付き合いすることはできません」とハッキリいわれたら、アプローチのやめどき。LINEをブロックされたときも同様。それ以上粘ったらストーカー。
 いかがだろうか? 要は、自分の要求を押し付けるだけのしつこさではなく、配慮や節度を伴ったしつこさ、相手の視点に立ったしつこさであることが大事。