今年1月、神奈川県川崎市で、車の助手席にのせたインコを触りながら脇見運転して事故を起こし、2人を死亡させたなどの罪に問われた女の裁判で、横浜地裁は禁錮3年の判決を言い渡しました。

舟渡今日子被告は今年1月、川崎市宮前区で、乗用車の助手席にのせた鳥かごの中のペットのインコを触りながら運転し、3人をはねて3歳の男の子を含む2人を死亡させたなどの罪に問われています。

横浜地裁川崎支部は31日の判決で、「左手でインコに触れ、片手運転を続けていた。対向車線に進入し、歩道に乗り上げたことも気づかず、被害者に衝突していて、前方不注視の程度は著しく、過失の程度は大きい」などと指摘し、舟渡被告に禁錮3年を言い渡しました。