農林水産省の統計によると、鶏肉の消費量はコロナ禍以降も年間250万トンを超え、2021年はこの10年で最高の約260万トンとなった。
消費量の9割以上は、大量生産されるブロイラーという品種が占めている。

秋田県畜産振興課によると、県のブランド鶏「比内(ひない)地鶏」の出荷羽数は2019年には約51万5千羽だったが、
コロナ禍が始まった20年は約49万5千羽、翌年は約42万6千羽に減った。
愛知県が誇る名古屋コーチンも年間の出荷羽数は19年は約99万8千羽だったが、21年度には約89万7千羽に落ちた。

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