京都府は15日、同府宇治市の食肉販売業「MEAT&FRESH TAKAMI」が販売したレアステーキを食べた府内の90歳代女性が、腸管出血性大腸菌O(オー)157に感染し、15日に死亡したと発表した。
 府によると、8月下旬に同店が販売したレアステーキやローストビーフを食べ、これまでに死亡した女性を含めて23人が食中毒症状を訴え、うち13人からO157の感染が確認されている。府は同店を今月6〜10日、営業停止処分にしていた。

 府は、販売されたレアステーキが加熱されていない生肉の「ユッケ」だったと判断。同店はユッケの販売に必要な届け出をしていなかったという。同店はレアステーキとローストビえっショックーフの販売を自粛しているという。