全文1



お久しぶりです名前です。
あなたに話したいことがあって連絡させていただきます。

あなたは以前あにがきちんと育っているので育て方を間違えたつもりはないと言いました(覚えてないかもしれませんが)
しかしそれは僕持つ軽度の知的障害、広汎性発達障害という障害が否定します。
知的障害は生まれた時からのものです。普通の人より知能の遅れがある障害です。幼少期から勉強も人並み以下でした。人から言われたことが理解できず、塾に通っても全く見につかなかったのも、絶望的に頭の回転が遅いのも、判断力が悪いのも、集中力が全くないのも知能の遅れがあったからです。
1番辛いのは大学受験の受験勉強でした。
何時間やっても身に付かず、理解ができないテキストを読む作業、終わりのない勉強、振るわない結果、そしてそのまま社会からフェードアウト
これらは必然だったのです。自分の知能レベルが問題だったのですから。
次に広汎性発達障害というのはいわゆる自閉症やアスペルガーと言った発達障害です。
社会性がなく、コミュニケーションの能力が低い、共感性がない、相手の気持ちを汲み取れない、そういう障害です。
幼少期からコミュニケーションの問題は自覚していました。
小学生の頃習ったバスケではコミュニケーションの面でいじめられ、ラグビーでも馴染めず、中学のサッカー部でも一時期いじめの問題を抱えていました。幼少期から中学生、高校生になって友達が少なくなっていったのはそれが原因です。
学校に行くのが嫌な時もありました。特に高校です。コミュニケーションの面で常に孤立していました。しかし口酸っぱく学費の件を言われたら通い続けるしかありませんでした。
あなたは育て方を間違えていないと言いました。しかし、僕の現状は全て過去に伏線があったのです。
あなたはいままで僕のことを理解しようとしてくれましたか?