暑いね
夏のせいだね
しぶきを浴びた僕らは
どこか虚ろな目をしていた
そろそろ
向こう側には道が開けて
空から栗が落ちてくるのだろう
光が待つ扉の前を
弱気に足踏みしてた
ふと隣を見てみれば
陽気に踊る妖怪たちが
ふと不安になって
僕はぐっすり眠る
目が覚めたら違うモノになれているはず!
君と僕ら二人
夜を囲めば超人類だね
少し星をまぶして
空に明かりを灯したら
もう無敵な気分になる
アラブの石油王にだってなれる