24日午前、青森県青森市のスーパーで商品を盗んだ上、警備員をスコップで殴りけがをさせたとして、警察は72歳の男を強盗傷害の疑いで逮捕しました。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは住居・職業不詳の柴田榮(しばた・さかえ)容疑者72歳です。 柴田容疑者は24日午前11時半ごろ青森市のスーパーで、惣菜など3点、合わせて576円相当の商品を盗み、歩いて立ち去る際に、店から数百メートル離れた路上で追いかけてきた警備員の男性を近くにあったスコップで殴りけがをさせた疑いが持たれています。警備員の男性は頭や肩を切る軽いけがを負いましたが、命に別状はありません。柴田容疑者はその後、警備員の男性からの通報を受け、その場で現行犯逮捕されました。柴田容疑者は当時、所持金がなかったということです。 警察は、裁判員裁判に影響を及ぼすとして男の認否について明らかにしていません。警察が犯行の動機や経緯を調べています。