「イライラして尿や大便を……」コインランドリーの迷惑行為 傍聴マニアが法廷で述べた言い分とは

「イライラして尿や大便を……解消するためにやっています」
建造物侵入と器物損壊で起訴されたA氏の公判は東京地裁で今年3月から5月にかけて開かれた。

起訴状などによれば、A氏は昨年(2021年)12月の午前5時ごろに都内のコインランドリーで排泄し、その便を防犯カメラのモニターに塗ったという。さらにその2日後の同時間帯にも同じコインランドリーに侵入し、同様の行為に及んだ。「除しても汚物はとれず交換した」(店舗の調書)といい、被害額は約15万円にのぼる。

初公判の罪状認否でも、読み上げられた調書でもA氏は犯行を認めていた。

「モニターに大便をつけました。イライラして尿や大便を……解消するためにやっています」(A氏の調書)