2022年09月20日16時20分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022092000722&g=int

 世界で最も権威主義的な国の一つである赤道ギニアの国営テレビは19日、ヌゲマ大統領が死刑制度を「完全に廃止する」新刑法案に署名したと報じた。ヌゲマ・オビアン・マング副大統領もツイッターに「赤道ギニアは死刑を廃止した」と投稿した。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、赤道ギニアで最後に死刑が執行されたのは2014年。ただ、国連や国際NGOは、強制失踪、恣意(しい)的な拘束、拷問が行われているとして政権をたびたび糾弾している。