「テレワーク、男は天国、女は地獄」か。コロナ禍で増えた女性の自殺

女性自殺者のうち、「同居人あり」のケースが209人増加しているのだ。対して男性自殺者のうち「同居人あり」は953人減少。同居人の多くが家族だと思うが、ここから見えてくるのは、男性の場合、同居人の存在が自殺リスクを低めるものの、女性の場合は同居人が自殺リスクを高めるものになっているということではないだろうか。
男性では、テレワークのメリットを上げる声が目立つ。「通勤が少なくなりストレスが減る」(27.7%)「通勤時間を有意義に使える」(27.7%)「家族と一緒の時間が増えてよい」(19.2%)などだ。
一方、女性から聞こえてくるのは「家事が増える」(17.6%)「光熱費等の出費が増える」(31.2%)「自分の時間が減ることがストレス」(13.6%)などの声。