迷子になっていた女児(4)を保護して事件・事故への遭遇を未然に防いだとして、茨城県警神栖警察署の杉田和輪署長は、県立波崎柳川高校の3年生で17歳の小川優名さんに感謝状を贈呈した。

小川さんは3月22日午後5時ごろ、アルバイト先に向かう途中の神栖市土合本町の路上で、女児が一人で歩いているのを発見。風が強く雨が降る中、近くに保護者も見当たらなかったことから「住所は?ママいる?」と声をかけ「分からない」と繰り返す女児に付き添った。その後、バイト先の従業員と合流。警察署へ連絡した。
女児は無事に母親の元へ帰った。自宅で母親が目を離した隙に、いつの間にかいなくなっていたという。

小川さんは「女の子は薄い服を着ていて寒そうにしていた。お母さんの元に無事に帰ることができてよかった」とほほ笑み、贈呈えっショック式に付き添った小川さんの母親は「(娘が社会貢献をしたことが)すごくうれしい」と話した。

杉田署長は「優しく的確な判断で素晴らしい行動だった。将来は警察官も視野に頑張ってほしい」と感謝した。
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