そんな過去がある彼女が、山上容疑者を支援する人たちに対し、なぜ意見をしようと思ったのだろうか。理由を尋ねると、
「私もその後、結婚して娘が生まれたんです。今、小学生なんですけど、娘が性暴力を受けた上で殺害されたらって考えると、加害者は当然許せないと思いました。そうしたら市橋(受刑者)に対して怒りが湧き上がってきて、当時の自分にも同じくらい腹が立ったんです。バカ女って叫んでやりたい。
それに事件の被害者のご家族にも本当に謝りたいんです。もしも娘が殺されてその犯人を支援する女性たちがいたら、と思うとやりきれない。本当にすみませんでした」

何度も謝罪の言葉を口にする神田さん。だが、市橋受刑者と山上容疑者になんの関係があるのだろうか。
「安倍昭恵さんがかわいそうでなりません。大切な夫を殺された上に、その犯人を支援する人たちがいる。山上(容疑者)は複雑な家庭に生まれたかもしれない。だからといって人を殺していいわけないでしょう!」
再びまくしたてるように話す神田さんは、最後にもう一度力を込めて訴えた。
「山上容疑者を支援している人たち、今すぐやめてください!」
市橋受刑者に恋焦がれ、支援を続けていた神田さん。その後悔が消えることはない、とうなだれる。
そんな過去を悔やむ元市橋ギャルの訴えは、現在進行形で熱をあげている「山上ガールズ」や山上容疑者を支援する人々に届くのだろうか。