ニコニコ動画に投稿された、タレントの久本雅美さんの映像をめぐって、創価学会がプロバイダのGMOインターネットに対し、投稿者の氏名・住所・メールアドレス開示を求める裁判を起こしていたことが分かった。東京地裁は10月22日、原告である創価学会側の主張を全面的に認める判決を下している。

 問題となった動画は、創価学会の「すばらしきわが人生 part2」という動画を音楽に合わせて切り貼りした、いわゆる“MAD動画”。タレントの久本雅美さんが創価学会について泣きながら話したり、池田大作名誉会長から漫才を褒められ「頭がパーンとなった」と話すシーンなどが使われていた。現在は投稿者により削除済み。