大阪府内の飲食店で窃盗を繰り返し、警察から「ワンピース」と呼ばれていた男2人が窃盗などの疑いで逮捕されたことが判明。その行動に怒りの声が上がっている。

 逮捕されたのは、大阪市住吉区在住の51歳建設作業員と和歌山市に住む51歳建設作業員の男。2人は昨年8月、内装工事を携わった飲食店えっショックに鍵を壊して侵入し、金庫や売上金約270万円を盗んだ。

 2人は工事に関係していたため、金庫の場所を知っており、盗んだ金庫は工具でこじ開け、現金を折半していたのだという。2人はこのほかにも大阪府内で工事に関係した事務所2か所に侵入して金庫を盗むなど、犯行を繰り返しており、9日までに12件、約380万円の窃盗事件を裏付けた。

 犯行時2人は、1人が麦わら帽子姿、そしてもう1人が頭にタオルを巻いて犯行に及んでおり、警察は人気漫画になぞらえて「ワンピース」と呼び、行方を追っていたそうだ。