台湾有事、米国の戦略国際問題研究所が徹底シミュレーション

台湾問題で米中の緊張が高まるなか、米首都ワシントンにあるシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)がいま、中国が台湾に軍事侵攻した時の戦争シミュレーションを行なっている。
CSISの上級顧問であるマーク・カンシアン氏が米メディアに述べている。
「すべての場合ではないが、ほとんどのシナリオで、米国と台湾は中国の侵略を撃退することができることを示している」

見立てによれば、中国軍が多くの米軍艦船を撃沈して米航空機を破壊しても、「同盟国による反撃は中国海軍の艦隊を打ち負かし、最終的には約150隻の中国艦船を沈没させることになる」としている。