ガキはガキで無茶苦茶だからちょうどよかったんだよw

1960年代後半、不良少年・少女の間で「シンナー遊び」が大流行した時代があった。

授業中、シンナー中毒の生徒が担任教師に重傷を負わせるという恐ろしい事件が発生したのは1968(昭和43)年のことだ。

 群馬県内のある高校では、例に漏れずシンナー遊びが大流行。生徒の数人は授業中にもシンナーを吸引するなど荒廃していた。
 授業中にシンナーを吸っていることに気付き教師は注意したのだが、注意の仕方に怒った生徒数人が逆上。教師に暴行を加えることに決めた。

 シンナー中毒の生徒は加減というものを知らず、腹をけるなどしたほか、護身用に持っていたメリケンサックを握りしめ全身を殴った。教師はメリケンサックのトゲでほほに穴を開けるなど大けがをし、さらに頭を床に打ち付けて意識を失うなど、見るも無残な状態であったという。