児童の首を絞めるなどの体罰をしたとして、鳥取県教育委員会は20日、大山町立の小学校の校長(59)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にした。
児童にけがはなかったという。
発表によると、校長は4月27日、学校の体育館であった放課後児童クラブの活動を補助した際、ブリッジの指導を見た高学年の児童から「それは児童虐待ではないですか」などと言われたことに立腹。
「児童虐待とはこういうものだ」と言いながら、児童の首を右腕で絞めたという。
ブリッジの指導に問題はなかった。校長は「自分の浅はかな行動に深い反省と後悔を抱いている。
被害児童や保護者、地域の方に迷惑をかけ、信頼を裏切ることになり、申し訳ない」と話しているという。

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