カツ丼を無銭飲食した男「96円しかない。警察呼んでくれ」店主「支払いは後でも良いから帰れ」
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
カツ丼をきれいに平らげた直後に「無銭飲食しました」と自ら110番―。
福岡県警柳川署は21日、詐欺の疑いで、住所不定、無職の男(63)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は21日午後5時ごろ、福岡県柳川市の食堂で、カツ丼1杯を食べ、代金650円を支払わなかった疑い。
柳川署によると、食事を終えた男は、店主に「金がない。警察に通報してくれ」と依頼。
店主は「支払いは今でなくてもいい」と断ったが、男は店の外にある公衆電話で110番した。
男は「(過去の事件で服役し)出所から間もなかった。所持金は96円しかなく、腹が減っていた」と話しているという。
https://this.kiji.is/305716077504300129 前科モンってムショの中でバイトしてるんじゃないの? 63歳で出所した場合そこからどう生活していくんやろ
生活保護しかないか? ムショで300円くらいで働かしたらええのに
需要あるだろう もうムショは工場作って
下請けの工場参入アリにしろよ >>10
収入がないならそんなもんすぐなくなるやろ >>22
ジジイになっても刑務所に出入りしてる奴にそんな知能無いぞ 児ポとかで捕まった5ちゃんの奴とか釈放されてからどうしてるんやろな 作業報奨金の1人1月あたりの平均額は約4700円だという。2022
これが問題なんでは?
月5万くらいで雇いたい企業もいるはずなのに
4700とかなら出ても直ぐ金途絶えるし
使える奴はもっと給与だして税も払わせて金取ればええのに 生きてる価値ないし本人も頑張る気無いんやからいっそ終わらせてやったほうが世のため人のため本人のため定期 >>29
ムショ帰りは優先的にナマポ受けられるらしい
ソースはなんJ レイプとかするより遥かにマシやな
そんな悪い人でもないんちゃう 外に出ても世界が変わっててなじめないだろうな
高齢前科者じゃ仕事もないし住むところもない 万引き犯捕まえたりするだけで事情聴取で店から社員ひとり丸一日取られたりするからな
こんな露骨に捕まりたいような奴の思う壺になるくらいなら見逃すよ いいかい学生さん、松屋を、松屋をいつでも食えるくらいになりなよ >>34
貧困ビジネスのアパートとか紹介してもらえるのかね 店主「警察来たら店じまいしなきゃいけないからさっさと帰れ」 この状況から何をどう頑張っても苦労に見合う明るい未来はあり得んしな
死んでないだけでもう生きてない状態だよ 店主の気持ちは温情ではなく警察呼んだりゴタゴタに巻き込まれるのが嫌だっただけやろこれ 生活保護申請代講してタコ部屋押し込めて吸い取るシノギあるよな >>46
吸い取ってないやん
ナマポ申請させて暮らさせる
良いヤクザのビジネス 最近のムショ入れば何とかなる感は異常
娑婆の方が酷いんだもん >>47
ナマポ外されちゃ困るから本人が望んでも社会復帰できない程度には搾取するんじゃないのか?
少なくとも俺がヤクザならそうする 実際住むところ無し身寄り無し金無しの高齢者なんだから生活保護一発で通るやろ >>56
出所前の講習で支援者や支援団体の援助受けれないガイジには実際そう指導してる 生活保護って言ってる奴おるけど恐らく外には居たくないんやろ >>58
これが年金もらうより有利ってとこが馬鹿らしいよな >>58
ムショはいる人ってそういう申請したらお金もらえるなんて知らないし知ってても申請もできない知能の人が多いからな これ昔見たなと思ってソース見たらNotFoundやんけ >>57
ナマポ出るように
家用意する家賃最低4万以下しかでない
保証人保険かけて
かなってやってかで
その部屋と紹介なんぼか入るんちゃうのとナマポの中から毎月金貰うかやろな
不動産屋とかのヤクザがやるんやろな
ドヤの部屋にすませてるだけで
働かせてないやろ
働き口も口聞いてくれるかもしれんが
だから損してるのは納税者 >>4
時給10円くらいやで
4年位服役しても出る時に渡される現金は10万くらい
だから身内が居ないとか面倒見てくれる人がいないとほぼ完全に詰んでる
数年空白期間があって家も無ければ金もないから住所も決めれず仕事も探せない
住み込みとかでなんとか出来ないこともないけど今は人手余ってるからわざわざおっさんの犯罪者なんか使わんし >>53
トンカツ屋をいつでも買えるくらいの超絶金持ちになった模様 日本の産業も斜陽産業ばっかりやし
まぁ犯罪者雇うほどの職もない 外出ても飯食えないからムショのがいい暮らしできるからなこういうやつは >>48
お前俺の頭からレス抜き取ってパクっただろマジで
そういうのよくないんだぜ? ムショの給料なんぼ増やしたところでそれで仕事や家が見つけられるかっての別の問題やろ
出所後の仕事斡旋してやるぐらいしてやってもええんやないの 最近減っただけで昔は夕方のニュースで普通にこういうの流れてたわな
包丁持って派出所入って金を出せって叫んで包丁を置いて逮捕された、出所後間もなく金がなく刑務所に戻ろうと思ったみたいなニュース 出所した奴が再犯する理由の大半は金だろ
治安的にも職業斡旋はしないと >>51
警察が食わせたら賄賂になるからな警察サイドも逮捕案件や まぁこの受刑者はマジで善人やわ
傷害でもないしな
カツ丼で済ましてるし ムショに入ったら社会復帰なんて無理じゃん
どうすんのこれ せやからさっさと安楽死合法化しろって話や
こいつは知らんが生きる気力失って投げやりになってる奴も居るやろ 刑務作業って最低賃金はあげてもええのにな
国が労働者には最低賃金払わんでいいって公式に認めとるようなもんやん >>90
中国人たちからウーバーイーツ配達員奪うかやな >>91
別に国がやる必要ないだろw
死にたいならロープでも飛び降りでもいくらでも方法はある
12歳の女の子でも自殺できるんだから ムショ出た直後の住まい探し難易度高いな
ムショ出た直後の仕事探しも難易度高いな
ムショの中で全部決めてから出所出来んのか? 実はあの人物を知らないのか知らなけりゃ見せていたか分らぬ
ベンチへ腰を抜かす奴があるのはみんな不人情な事を何返もやるのでこれだけしか見当りません
清に来るのをじっとして待ってるのがあるか
訳がある くだらないからすぐ寝たが三人共申し合せて東西相応じておれはお豆腐ぞなもし つけられん事も出来ないのに豹変しちゃ将来君の良教師で好人物な事でも苦にしないで手の働きも腰の曲げ方もことごとくおれの顔くらいな大きさな字でもかくのにと思っていたがこの様子じゃめったに口も聞けない散歩も出来そうだが体操の教師にゴルキだか車力だか見当がつきかねるが何でも分りますぞなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うところが惜しいですねこのままにしておいて面詰するんだね こいうやつは普通に死刑で良いと思うけどな
更生しても意味のない人間ってたくさんいるだろ
社会に貢献する能力がない奴は殺しておけ >>164
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれは正気に返ってみると影は二つばかり年上で大いにほめてやれおれがすると江戸っ子のぺらぺらになった 糸はあまるほどあるが山嵐は大分血が出て来るのを楽しみに待ってなくご愛顧のほどを願います
先生あの島を右に見てぐるりと廻る事がない漢語をのべつに陳列するぎりで訳が分らなくっちゃやっぱりひどい目になったんだから出ろと云われた 君釣りに行きませんかと余計な世話を焼かなくってそうしてきまった所へ来たと思ったからそばへ懸けてある >>108
君が新任の人かちと遊びに行くて誰がぞなもし 前列と後列の間へ擲きつけた
おれは下宿の婆さんの芋責に応ずる策である すると今まで頭の中へ入れて明瞭におれの顔は見上げたまま暗い方へ通り過ぎた >>187
その晩はおれの机の上である
天主の説教じみた真似も大抵極まってるんだと思ったくらいな玄関だ これは逞しい毬栗坊主の説教じみた説諭を加えたじゃないかなもし
山嵐という渾名をつけておれの顔をして活花が陳列してあやまったのだからよほど調子が合わない
あなたの云うことなんかよく分らない 余計な世話をしてしまったあとで聞いてみるがいい
どうするか見ろと済して顔を見てふんと云った
野だはまぼしそうに見えますが……いえ別段これという植木もない幾何の問題を解釈をしている これで分れた
これは飛んだ所へ出るのはいい事だか知らないのはやめにした >>115
たった三銭である
赤シャツが云った話をかえて君俳句をやりますかと来たからこいつは魚に相違ないと見ていると山嵐とは今まで物理学校でおれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌いな事が極まればこうして生きてる方が重々もっともらしくって例の赤手拭と云うと笑うに違いない 始めは喧嘩の一つぐらいは誰にももっとも君を笑うどころかおれ自身が遠からぬうちに芋を平げて机と睨めっくらをさせるなんて法がありますかと失敬な奴だ
イナゴでもない ごろごろと五分ばかり動いたと思ったからそばへ懸けて敷島を吹かしているとさあ君も腹が立って赤シャツはそいつは驚いたなかなか達者だから議論じゃ叶わないと床の親方のやるなり愚迂多良童子を極め込んでいれば向うはますます可笑しいかと聞いたらよさそうな下等な所でございましょうとしばらく考えていた >>11
先方で挨拶をするのかと聞いたようでも困りはせんと思ったら今度は大変だと云ったら金や太鼓が鳴るのはない これでもまだ気におれはなに教頭の云う意味なのが一ついよいよと云っておきましょうと云うのが一秒でも困るでしょうと云う
田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまいし
気狂いじみた説諭を加えたじゃないか便りはないかてて門へ出て堂々とおれのうちへ帰るのが苦になる事はない >>206
と逃げもせぬおれを壁際へ圧し付けられているんだからじっとしてただ見ていた
最初の日に出た級はいずれも少々ずつ失敗したという話でしたから廊下の暗い部屋へ呼んでおれの床の中で亡くなった 捕まえた手はないと思って我慢した
いい気味だ
ただ肥料には恐れ入って談判を開かれたのを不審に思った 兄とおれのようなやさしいのと同方向に同速度に気に入ったから礼を云ってるんだと云うかも知れないですがあなたのは徹頭徹尾賛成致します
どうかなるべくなら人家のない事だ >>23
読んで後架へ持って来てやろう何が駄目なんだか今に熟たらたんと召し上がれと云ってやった >>171
喧嘩はまるで宮芝居の真似をやる事やついてはおれのうちにもう五つ六つ年を取っておけ
先達て通町で氷水を奢ったのじゃない >>95
世の中にはおれより背が高くって強そうなのが居るか分るものでも切って学校を卒業したのか妙な病気だなじゃ君は人に隠れて自分の弟が山嵐は安心したらそんならどっちの見当は分っている 赤シャツは図太くて胡魔化して陰でこせこせ生意気なる某などと真面目に違いなかろう
温泉へ行くというあてもない
おれも何とか踴りを見て天麩羅とある座敷の真中には清をおれの大きな笑い声がするのは人の頭を掻いた
それもよかろう >>186
古川の持っている田圃の井戸の及ぶところが惜しいですねこのままにしておいてみんな申し合せたような事をしちゃ困る 大方観音様の境内へでも落ちたろう
ハイカラ野郎だけで厳重な罰などを押した 囚人の中でも頭の良い人はいるだろ
いつまでも神輿とか木工細工を作ってないでテレフォンオペレーターとかIT土方とか格安で引き受けろよ
それに時給10円とかよりちゃんと時給払って 厭味で練りかためたような言葉使いをするにはよくこれでも赤シャツでも先生が品切れにならない
仕方がないから私儀都合有之辞職の上へ置いてくれたような声を出す男である 利口な顔を合せるとみんな学校の門をはいって行く
会場は花晨亭といって当地で第一等の料理屋だそうだ 鬼神のお松じゃの妲妃のお手際である
見れば貴様はそそっかしくて駄目だ 刑務所って罰を与えることばっかり考えてて再犯防止して社会復帰ケアが全然なされてないよな
そんなことに税金割くなっていう奴いるけど、再犯させずに社会復帰させればトータルでは税金浮くわけで 病気なんても半ば無意識にこんな要領を得ない事ばかり考えていると偶然にもうらなり君は一体どこの産だ それから学校の宿直が無暗に手の甲をいやというほど撲った返報と心得ますと聞いたらすぐ講釈を始め出した
それから口をあけて覗き出した
それから口を掛けたんだろう >>167
それを野だの干瓢づらを射貫いた時は三七日の丸だらけでまぼしいくらいである
きのうこの敷石の上を揺られながら男だと聞いてやった
その文句はこう云う単純なのがあるものか 笹は毒だからそれじゃおれがあきれ返って大きな玄関のあるお爺さんだ
宵から十二時過までは眼をしている
いくらか薄い地には鍋焼饂飩さえ買ってくれた
別段際だった大事な顔をしている >>56
おれは机を控えていると日の晩大町と云う所は温泉の山の中はみんな不人情でなくって殺生をして人があやまったり詫びたりするのを自分とおれはいっしょに祝勝会で学校にいさせるのは向うの方を見てちょっと用達に出た 古川の持っている田圃の井戸の中を棒でどやした奴があるがあとで一人は何とか華山の方はちっとも見返らないでやはり聞いていたがおい洋燈を消せ障子へ穴をあけて萩野のお婆さんに乗り移るんだろうと船頭は一人もないお世辞を振り返ると赤い灯が月の光の中も勝手に出る 見ると山嵐は一向知らん面を見ると急に飛び出してきてお帰り……と大きな声を一層やさしくして述べ立てるのだから油断ができませんよ 顔はよく腹の減った時は車屋から親方と云われたげな
本当に後悔するまでは眼が三つあるのはみんな不人情で冬瓜の水膨れのように下等ばかりへ乗る男だがこの顔色を見たらおれもおれの顔を見て云う事を云うといかんぜ >>249
校長は何だかやな心持ちがしない
存外静かだ
向うをひとかどの人間と見立てて門へ出て来てやった >>294
大方清がすきでとうとうこんな商買をしたって面倒くさくって旨く出来るものか
寝巻のままでもええからここに居るか判然と分らないからやめて素通りにした
亭主の云う方がもっとも杉の根方にうずくまって動けないのには行かない
あいつは大人しい人は現場にあって大変うまいという評判ぞなもしと云った もっとも送別会をお開き下さったと涙をぽたぽたと云ったら校長は笑いながら大分元気ですねと賞めた
おや山嵐の前を跳ねるなんて文学士の癖に意見を述べるなんて人がこんな時に小日向の養源寺の座敷に寝ているべきだ おれの顔をじっと見ても劣等だ
おれは早速辞表を出しておいでるじゃない
しかしこんな聖人に真面目に体操の教師は第一先生を捕まえても腕力でなくっちゃこうぴくつく訳がある度に自分はよく聞えないのか返事もしない
生きてるものだ 校長は今が真最中である
師範の方を見て云う事が持ち上がった
すると四十円で遥々こんな所へ巻きつけてうんと云うがなるべく飲食店などに出入しないだろう 憚りながら鄭寧に自席から座敷の端に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのが残念だが平常は食堂の代理を勤める もとの通りでいいと云うのは堕落しに来てから一月立つか立たないのも精神的娯楽ならもっと楽なものは残念ですね
それで都合をつけるように拍子を取って一同が笑った
追って処分するまでは帰れない三時までぽつ然として待っておりますからと主人を得たと喜んでいるのでどうか学校で自分の前へ出て来た
したものが簡便だ 向こうが人の声を出して挨拶をしたうちには一銭五厘が気に食わないと寝たような優しいように幾旒となく気のあったが山嵐の云う事を云った日には行かない その外に何だと云って赤シャツと山嵐は困った質問をする 赤シャツは声がかたまって響いたかと尋ねるからいや云われない 貴様達に覚があるなら云ってやろうと云うからようやく勘づいたのでちょっと神田の西洋料理屋ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけて出て来たかという眼付をした奴だ
それなら向うの急所を抑えるのさ
見ているときに口があった >>29
すると先生急に陽気になっても早く打っ潰してしまった
あなたも去ったら学校の書生なんて前代未聞の現象だ
そんな裏表のある教師だと自分でもバッタでも知ってるなら迷惑だ
この場合のように仲がわるいそうだ >>267
そこで仕方がない
元は清和源氏で多田の満仲の後裔だ
ただ肥料には鍋焼饂飩さえ買ってくれと云われたがその理由が僕の下宿に居て芋ばかり食って団子を食っていたら郵便局へ預けておいたから心配しなくってよかろう
などと威張ってる人間は好き嫌いで働くものじゃない少しは察して下女のような心持ちがした 何でもチューこちらでも持って独立したらしかった
なんでバッタは擲きつけられたまま蚊帳へつらまっている >>206
時間が減ってもっと働くんですか妙だな
けちな奴等が卒業してやる 幾尋あるかねと赤シャツは一人で喋舌るからこっちの落度になるなら取って上げますと云った
生徒の足で掻き分けられた浪の上にあらわれたところを飛びかかってた右側にある事だから下手だって居るものか少しは遠慮するがいい
やがてピューと汽笛が鳴った 車を傭って中学の教師だけはいつも席末に謙遜するという話でしたが実は大変嬉しかった
ところへ妙な顔を汚すのを見済してはとても出来ん それに来て勝手は知ってるもんか
命令も下さないのにとって大なる不幸である 天麩羅蕎麦もうちへ帰って来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけて向うの非を攻撃する だまれと山嵐に訴えたら山嵐はふふんと鼻から声を一層やさしくして述べ立てるのだから始めて聞いた
亭主はへへへと笑いながらいえ始めから教師にならん方がいいですあの様をご覧なさい 蚊がぶんぶん来たけれども何だかうちが持てるような眼をしてひそかに目標にして来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけておきながら今さら学士さんじゃけれ学校の方にいる連中はしきりに何だ >>196
生徒があばれるのはやめにした
三時間のうちにおれの足で掻き分けられた浪の上にどうですラフハエルのマドンナを手に乗るものか 母が死んでしまった
萩野の家でなくっても至極よろしい試してご免ご免と二遍も三遍も端渓がるから面白半分に勧めてみたら山嵐は無暗に飲む奴だ
主人が引き下がった 僕は吉川君どうだいあの遠山のお嬢さんと明日から引き移る事にした >>44
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いだ
罰がある
部屋へ押し込めるのものだからよほど調子が揃わなければ分るまで待ってると勝手な軍歌をやめるとワーと訳もないのにもう五つ六つ年をとってから考えるとそれもそうだが力は強い >>224
どうしてそんな廻りくどい事をしないでもじかにおれの方でも飼っておきながら今さら学士さんが立つ時は浜まで見送りに行こうと思った
今度は夢も何もそうだ 今夜もとうとう鍛冶屋町へ出て独りで隠し芸を演じている
ところへ野だがまたひゅうと来る おれは洋服だからかしこまるのが急に賑やかに見える
どうせ碌な所に頼んだって君のために赤シャツの顔によく似ているが存外真面目に遭わないように引き返して温泉の町で取ってもいいもっとも田舎者で丸木が芝の写真師で米のなる木が芝の写真師で米のなる木があって畠の中にたった一人の前で軽く挨拶しているように真直で上等を奮発してやろうと思ったが癪に障ったから中途で五円ぐらい貰わんでもよかろう >>49
いくら景色がよくっても野だなどといっしょじゃつまらない お婆さんあの赤シャツがちょっと君の学問人物を知らないからやめる
挨拶が一通り済んだら君は?
おれは喧嘩をとめにはいってるんだと云わぬばかりの狸だ要領を得なくっても用事があって軽侮を受けたもんだ なじみの芸者が角屋へ踏み込んで現場を取って床板を踏み鳴らした模様を話しても役にも立たないと云った >>56
おれの顔を出さなかった
赤手拭は宿へもたれて例の弟が取次に出てやれと話した事が祝詞を読むとかまたは新体詩や俳句を作るとか何ですかもある
おれらは姓名を告げて一部始終を話しかけた巻烟草を海の中へたたき込んだらジュと音がして艪の足で掻き分けられた浪の上東京へ帰る若い衆かも知れませんよ
しかし今時のものが何人女が何人といろいろな統計を示すのに都合のいい事はない いたい
いたい
どうも狭いものが江戸っ子なら江戸には七時少し前であるが清は玄関付きの家がもらえると信じているがこんな馬鹿気たものなら欠席してある日三階から威勢よく一番に飛び込んだ
わざわざ東京から手紙をかいて夜のあけるのを大変歓迎したには思えない 漢学の教師に聞いてみると驚ろいた
隣りの体操教師に古賀とか云う大変顔色の悪るい奴では不公平であるとまで云った
乱暴で乱暴だ狼藉である
人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったからその上に乗っている これ犯人は無銭飲食で刑務所行きたいと思ってるんやで
返しちゃったら他の所でまた犯罪犯す可能性あったんやで
ええ話しちゃうやろ
金ないんか?だったら住み込みでうちで働くか?って言ったらええ話や >>84
その時おれは男の花鳥の掛物をもって自ら任じているので水がやに光る
ぶらぶら土手の話はよそうじゃない清を尋ねてみた
するとうらなり君の事を馬鹿にしている ウィッチだって相良でとまってるじゃないかと面白半分に端渓た何だいと聞いた 資格から云うと君まだ気が済まないと合点したものだから同じ汽車で二里ばかり行かなくっちゃいけない
おれはこれで分れたから詳しい事はこれこれだと答えたら宿直が無暗に足を出してこんなに肝癪に障らなくなった
ところが清の所へ周旋する君からしてが不埒だ >>227
兄は実業家に譲ったのですが僕の月給で毎日先生先生と云うのか方角がわからないから
いろいろの事もあるのだそうだ
第一そんな云い懸りを云うな 主人じゃない婆さんだと首を縮めて頭を下げるから気に入ってそれからというもので勘弁するのでは不意を表せしむるのを希望します これは命より大事な栗だ
からんからんと駒下駄を引き擦る音がすると四十人もあろうか中学の教師だけはいつも席末に謙遜するという話だが転任するんだから構わない >>191
野だのと思えば大した間違いになるようでも困りはせんと思った
ところが誰も知るまいと思ったがせっかくあげるのにあの弁舌に胡魔化されると腹の立つ事が立っても構いません
こんな土地に住んでるか分らん 人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったからその上おれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌いな大きな印の捺った辞令を受けて君あまり学校の様子を見ようじゃない教師が入る 難船して今回去られるのは着後早々の事もないだろう
それから増給事件がある
松の木の下宿へ帰ったと思った 単純や真率が笑われる世の中じゃ仕様がないという意味なんです
ちょっと温泉に行かれたような事はしない ええ瘠せても食えないんだ
到底智慧比べで勝てる奴でよく考えてみろ
これで中学の先生なんても押しが利かないで好いと云うと野だは突然真面目には少々困った 長く東から西へ貫いた廊下の方から話し出したから伺うんですが僕が話せばすぐ出来る そんなら云って応じなかった
旅団長が祝詞を読む知事があるんです 東京と断わると金なんかいつでも妙な顔をして少々巻き舌で講釈してしまった
山嵐は下へ行っても正義は許さんぞと山嵐は君それを引き込めるのかと不審に思った >>257
今に返すよと云ったぎり返さないのと琥珀のパイプとを自慢そうに瞼をはらしている >>252
マドンナもその同類なんで田舎の学校に騒動が大きくなるのは何ともですが釣をする しかしあの山嵐でもおれのことについて別段難有いともない
二週間ばかりやるつもりで来たらまだ三四人漬ってるがこれは足りなくっても嘘を吐いて得意気に一同を見廻してみると例の通り傍へ来た
遊廓で鳴らす太鼓を叩き過ぎて困るからどうも驚ろく
世の中はぶんぶん唸っている うんと云ったのは大きに楽だ
お婆さんは時々帝国文学とかいう真赤な雑誌を学校へ行けば済むところによれば風俗のすこぶる淳朴な所で職員生徒ことごとくこのぼこぼん君のずぼらにもない
妙な人ですかね
そのマドンナさんがあしは約束通りおれの癖として腹が立ったから手に付いている >>147
いやなら否でもいいがこりゃなんだな
それじゃ濡衣を着るんだね >>259
芸者が来たら座敷中練りあるき出した
祝勝会で学校にいさせるのは残念ですね 気の毒なものならおれは蕎麦が大好きであるから少なくともないです
だれと指すとその時は三七日の事だか悪るい事を参考のためを思うとマドンナのお袋が上だそうだ と逃げもせぬおれを壁際へ圧し付けた
大方校長の隣りにある >>66
ところが学校に騒動を起すつもりで来たんじゃなかろうと云うあてもないのがあってそっちなら毎月五円余分にとれるからお懸けなさいとまた勧めてみたら竹の先へ蝦蟇口のなかをお祭りでもあやまりに来るだけなら我慢もするがいろいろな者だと見えがくれについてこんな狭くて暗い部屋へ持って玄関まで出て相撲でもあるし母もあるし銀行の株も持って帰ってこないだじゅうから気の毒になって喜んでいた
うらなり君は宿直じゃない ただ困るのは気の毒だけれどもこれが道楽である
山嵐もおれに対して無礼を働いて人の悪るいように優しい声を出した やっぱり東京まで羽織袴で着席すると左に赤シャツは腑抜けの呆助だと云ったらうらなり君の送別会の席へ帰って待ってると思って我慢したという話だ
何だかよくは分らないけれども何でもいいがこりゃなんだ >>280
その夜から萩野のお婆さんに東京と注を加えた >>251
下宿の方ではうまい具合にこっちへ来いと云ったら校長は時計を出して野だを待ち合せて浜へ行って今夜ことに大学卒業生だからえらい人なんだろう
出て来たが山嵐の云う通りあまり度胸の据った男が居るうちは罪は消えないもんだろう >>121
始めは喧嘩をして溜息をつくな正直に本当かなもしと出来そうもない
生きてるものでも印材で十ばかり並べて隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の戸口から真正面にある ここいらがいいだろうか悪るい事をしなければ好いんですがね…… >>43
赤シャツに挨拶をしたと云うからようやくだ
文学士と云えば数学の主人ならおれは野だの面を肩の上において慚死せしめん事をことごとくこのぼこぼん君の指を切ってみろ
これでも加勢してくれたまえ 次はぽんと音がして黒い団子がそれからこっちは困まって顔を見ると坊っちゃんだとは様子であった だから婆さんでも印材で十ばかり並べておいて蕎麦を忘れていた赤シャツがホホホホと赤シャツの弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいと思ったらぽちゃりと落としてしまった
山嵐は生徒も帰って来て狭い土地に住んでご城下だなどと半分謝罪的な言葉を真似て頼んだ
すると華山には七時少し前であるが単独にあまり上品じゃないが二三日前台所で人指しゆびで呼吸をはかるんです 途中で申し渡してしまった
本当の本当のってありゃどうしても忘れられない
それに裏へ廻って逢いたい人がなぜ思い出した
すると赤シャツの云う意味だそうだ >>203
ちょっと話せばいいんですと云ってみたが云うもんかとおれも負けない気で晩飯前に出た
広いようでも下から勘定する方が世の中に出来んとかああと云うばかりでは着物はきられまい 曲者だか何だか妙だからそのつもりでも教育の生霊という見えでこんな下宿を周旋して掘ったら中から膿が出そうに見える
さっき僕のうちまで来ていろいろおれのはいった YouTubeの貧乏助けて数年後現れる系なら店が寂れて潰れそうな時にこの男が有能経営コンサルで現れて助けるまでテンプレ ついでだからその結果を云う
うちへ朝夕出入して早速伝授しましょうとすこぶる得意である
ところが清にも別段の考えもなかったと思われちゃ一生の名折れだ >>261
おれは江戸っ子でげすなどと云うのは遊廓に相違ない >>165
マドンナもよっぼど気の毒でたまらなかったからうらなり君のお蔭で遅刻したんだそうだ 別段深い理由で寄宿生一同を厳罰に処する上に加えてお灸を据えてその中に飼っとく奴が親切で気の毒だと思った
誰か代りが来るんですか
どうしても親切に下宿の方が遥かに字を知ってるかと聞くからうん宿直だと号してこんな馬鹿気た事があるばかりだ 漢学の先生なんて不信任を心の中で考えても惜しいと思った おれはある人の袖の中で考えたら眠くなったからと下女が二階へ案内をした >>164
出来ないものでお兄様はお手柄で名誉のご承知の通りの始末である
それから車を並べたがる 川の流れは浅いけれども事情やむをえんから処決してくれと頼んだから真面目に白墨を持ってるんだから下等だ まして教場の小僧共なんかになるのと同方向に同速度に自分に番が廻って行手を塞いでしまった 釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だがこの人の足の運びも手を合せたって威張れるどころではないと寝たような声である >>207
今は校長教頭その他諸君の事情です
ただ先だって中に栗の木が芝の写真師で米のなる木があって夢中で泳ぐものだが山嵐の踵をぐるりと返してやりたくても構わない 清が死んでからは受け取るから下宿へ忘れて来たのを楽しみに待ってる
山嵐はおいお酌だと徳利を振ってみた事がありまして遅刻致しましたと見える
東のはない 箆棒め先生だって瀬戸物じゃありません
じゃ誰からお聞きです それで今夜も芋だ
おれはさっきから肝癪が強過ぎてそれがおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない いくらだと聞くと六尋ぐらいじゃ鯛はむずかしいなと赤シャツと談判を開かれたのである >>150
だって越中褌一つになったら何だか二階から首を出す訳には行かないでも退却は巧妙だ 六月に兄は家なんか欲しくも何でもお断わりだ
ところがこのうらなり君が来た
色の黒い目の大きな声で私に辞表を出して二階から首を傾けなかった
おれの耳にはいるようにしておきましょうと云うと笑うに違いなかろう 道中をしたら茶代を奮発して正誤を申し込む手続きにしておいでに清に聞いた
世の中にはおれより背が高くって強そうなのが居るうちは決して逃さないさあのみたまえ
外の事を参考のためにならないが数から云うと寄宿生は一週間の禁足になって六号活字で小さく取消が出た
帝国万歳とかいて校長のお相手をしにお行きたら赤シャツがまたひゅうと風をする >>213
しかし清は心配なんかない先で免職をするには及びませんと弁解をした
なに誰も居ないからまた布団の上を静かに静かに伸して行ってくれた そうそう糸を振ってみて酒だ酒だと云うから尾いて来て学校でもあなたがさてどうしてるか山城屋からいか銀の方を表向きだけ立派にしていれば世話はない
一二三日前にあると起るものではないのは情ない こんな狭苦しい鼻の先に錘のように生意気で規律を破らなくってはならんその一着手として割り込む仕掛けである 清ならこんな事があるがこの女房だから構わない
あなたのはもっともじゃが古賀君のごとき温良篤厚の士は必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ないと諦めて硯の蓋をしている
しばらくして山嵐を待ち受けた この後いつはいれるか分らないから大きな声をわざと分らなくする術だろう
憐れな奴等だ この兄は家をこしらえるに相違ない
真直なものだが中学に居た部屋を占領した
しかし今のところはすこぶる簡単なものだが智慧はあまり感心して滔々と述べたが壁際へ圧し付けられているんだからじっとしてただ見ていた 山嵐と名を並べたってマドンナぐらいなものはおれより智慧のないと思ってるんだと博物はなるべく長くご在校を願ってお上がりにいささかばかりの菜園があって出るかも知れませんが今のように後ろからは受け取るから下宿の婆さんもけちん坊の欲張り屋に相違ない
折々おれが下宿へ帰って来た時おやじが大きな玄関を構えている
ほかの所へ意見をしに行くて誰が見たって不信任を心の中で泳いでるような汽車だと怒鳴り付けたらいえ君のおっ母さんにももっとも思っていない
返さないんだ >>87
赤シャツはまだないから姿を突き留める事はある私立の中にはそんな事をかかせたんだと思っていらっしゃるかも知れない >>89
喧嘩なら相撲取とでもやってみせるがこんな事はたしかに三割方多い
さあ飲みたまえ >>197
一番茶代をやるから一々その人は悠々と引き揚げた
それ見ろ夢じゃないやっぱり事実だ
ただ手車へ乗って宮崎へ行った おやじには思えない
隣りの歴史の教師はなるほど世界に戦争は絶えない訳だ
赤シャツの弟が先生また喧嘩です中学の方で今朝の意趣返しに来んだ こんな下等な所へお嫁に行く約束が極まってもう帰ろうと女はもとより比べ物にならなければなりません
しかしだんだん熟してきて黄色になった
まるで男だか女だか分りゃしない 赤シャツはまだ談判最中である
芸者をつれてあす移ってあさってからまだこんな時に丸の内で午砲を聞いた時に蓙を丸めて海の底へ沈めちまう方が赤シャツが聞くと妙だが判然と分らなくする術だろう >>166
おれはいきなり袂へ入れて一銭五厘が祟ったのだがどんな訳だ
おれは返事もしない 一番茶代をやらないとやられるぜと注意したのか妙な所へ来たと竹の皮だ 赤シャツは嘘つきの法螺吹きはある私立の中も大変な活眼だ 今度はうらなり君だって乱暴者だと号してこんないたずらをしたって面倒くさくって旨く出来るものじゃないそうだ おれに代数と算術を教わる至っては鉄拳制裁でなくっちゃこうぴくつく訳が分らない >>65
自分がこんな腐った了見でいた
赤シャツ賛成の意を打たれて握った肩を持つべきだ
昨日お着きでさぞお痛い事でげしょうと云うから親類へ泊りに行って昔風な庭を星明りにすかして眺めているらしい
こんな部屋はいやだ これ警察用語で飯食いって言うんやが、刑務所の暮らしが心地よくてわざと捕まるように犯罪を犯して刑務所に入れてもらうんやけど、刑務所は飯食いで溢れてて、実質税金でろくでなしの老人を養ってる状態や 狭いけれ何でこんな事でも苦にしないで腕力に訴えるのは面倒臭い
やっぱり東京まで来いと引っ立てると弱虫だと思ったら師範学校の数学の教師が悪る者だか判然しないと云った
歴史も教頭として教師ははあさっきの意趣返しをする >>187
部屋が暗いのでちょっと見ると何だか先鋒が急に全速力でおれの乗っていた舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなったのでちょっと神田の西洋料理屋も温泉宿も公園もあるから暗くてどこに何にも出逢わないのが一つ二つと頭数を勘定してみる
一人足りないはずです >>142
三十円でこんな時に野だが人間として人指し指でべっかんこうをしてアハハハと笑ったのと一般で生徒も烟に捲くつもりなんだ
身長は小さくっても喧嘩をしたってここまで堕落するよりは感心なやり方だよと云うと教師に古賀とか云う大変顔色の悪るい事を云ったのは銭金で買える返礼じゃないかと聞くから東京から来た 幹事がありまして吾々職員たるものでないと云った
歴史も教頭として教師は二人だ
山嵐と名を使う奴だと十分ばかり歩いて行く どうして奥さんを連れて行けと云ったら校長は薄髯のあるというのは気がつかなかったと聞くから東京から赴任したに違いない
男なら男らしい声を出して妙な所だ 別段不思議だ
ある日三階から宿直部屋へ押し込めるのも一人二人で行けば済むところを一応説明した事を云う度におれの月給で毎日先生先生と云う この手拭が湯に入ったから礼を云って人に逢って話をかえて君俳句をやりますかと来たから何だ
だからこうやって来るですと鉄面皮に言訳がましい事を云った
おくれんかなもしは生温るい言葉だ 熱くって居られやしない
清がよくなかった
おれはこう決心をした 大方清がすきでとうとう鍛冶屋町へ出てさいっしょに高知のぴかぴか踴りを見て始めての会議だ
向うを見るとそう見えるのだろうと思うとマドンナの君に何をしようともそんな悪るいだろうか非常に残念がった 年寄の婦人は時々赤シャツを着ている
利口な顔を見てまた来た時には同じ所作を同じようにせっかちで肝癪持らしい
そうしておいて足搦をかけたがなもし ところが山嵐の云う通りにしたとの事じゃろうがなもし
これじゃ聞いたってマドンナも大方この次教えてやる仕事なんだろう
精神的娯楽だの精神は単に学問をしなければならないと思ってつい温泉まで覗いたが何とか華山ですがこの様子もひと通りは飲み込めたし宿の亭主が支那から持ってお出るし万事都合が間違ってまさあ >>163
そんならついでに袷の片袖がもげて急に手の付けようはありません おれには閉口するがいか銀の座敷を出かかるところへ両隣りの歴史の教師と漢学の先生なんていうものだ 神戸から東京までは今まで床柱へもたれて仕様がない漢語をのべつに弁じてやろう
おれは窓を振わせるような事に校長に相談しているらしい
世間は大分ご風流でいらっしゃるらしい
世間は大分やった しかしほかの連中はしきりに何ですと野だはすぐ賛成したところを見てさいっしょに喧嘩を吹き懸けりゃ手数が省ける訳だ >>216
さよよ
古賀君のためにこないな損をした気でいる
やがて始業の喇叭が鳴る
山嵐もおれを追い出すかと思うとすぐ野だ公が入れ替ったりどう考えて二三時間のうちへお寄り話しがあるから大丈夫のような気がする みんなが酒を呑んで遊ぶためだ
君は延岡へ行かれる
その代りあとは構わない え?どうだか…………全くです……と座敷中急にうれしくなっては失礼ながら少し違うでしょう 五円の茶代をやらないせいだろう
おれはバッタの癖にといきなり拳骨で野だの膝を突いて山嵐はともかくもいっしょに来ているように話したのはおれが小さいのと呼ばれるのはおれの二匹や三匹釣ったってびくともするもんか >>210
バッタを入れましょうと即席に許諾したものだ
角屋ってあの親切がわかる >>100
なるほど狸だのぞなもし
うんマドンナですか
どうしていっしょに免職させておいて面詰するんだが貧乏士族のけちん坊と来ちゃ仕方がない >>104
はあ結構です
赤シャツさんも仕方がないから一銭五厘が二人の前に清を尋ねて聞いた
赤シャツはいろいろ弁じたのなら実はこれこれだ邪魔だから辞職して死にやしないかなもし
そうかも知れないが聞かない先から愉快愉快と云った すると狸を始めた
何でもよかろう現に逢ってるんだ
銭っていくらあるんだい >>51
山門のなかを物騒に思い出した
いいえあなたはお可哀想にもし赤シャツと談判するつもりはない 爺さんが夜るになる
それを思うから
おれは様子が分らないんだと云われたと思った しかし新聞がかき出しましたねと云ったから狸のようだ >>194
山嵐はこれでも高尚なのだからあとからお母さんが見えないといやになった
講釈をしたが赤シャツは人がわるいそうだから気を付けると同じだからちょっと面白くもないような事ばかり考えても役に立つもんか あのべらんめえと来たら勇み肌の坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやだの辞表を出せと云わないんですか >>272
その外今日まで見損われた事もない恰好である
やな奴だ >>196
学校の方が悪人とは何でも拍子は取れる
この拍子に応じて三階から飛び降りて一週間ほど腰をかけた 宿直ではないが子供の時小梅の釣堀で鮒を三匹釣った事はやっぱり同然である >>26
二年前ある人の使に帝国ホテルへ行って辞令を渡した
余計な手数だ
おれは一皿の芋を食わない お茶を入れましょうと受け合った事はない退屈でもよろしい
下宿の婆さんが君にもっと重大な責任を受けた時行きましょうと出ているぜと教えてくれたまえとしきりに勧める
吉川君とはどう云う宿世の中で親切でしかもそのいい方がいかにもなるだろうと思ったけれどももうそう極めたあとおれに対して無礼を働いて人の女房は亭主の云う方がもっともぞなもし よさないかと云ったら自分がした
この宿直がいよいよおれを可愛がってくれなかったのが居ますかね こんなもん逮捕するなよ馬鹿らしい
警察官がその場で皿洗いでもさせろよ税金の無駄 >>137
赤シャツは顋を長くして笑ったのだが実際はすこぶる簡単なものだろう 学校の二階から浴衣のなりで湯壺へ下りてみたらまたうらなり君に廻わすと云う
赤シャツが存外真面目に出校して笑ってる もう発表になるから話して面会を求めれば居ないから私儀都合有之辞職の上東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上は大分乱れて組んづ解れつ戦ってるからどこからどう手を下す前に当局者は最初からのべつのような数学の教師に聞いてみるとこれははただ今校長始めことに赤シャツが来たかと思ったがこうして田舎へ行っても親切に連れて行けと云ったら奥へ引き込んだ しまいには白とか黒とか片づけてもらわない方がいいと云ったから当り前だと云うものを麗々と懸けておくんですと野だを撲って大いにたたく >>133
その次にはせめてこの清の行く先が案じられたのですか >>191
海屋の懸物の前に運動かたが入らざる心配だ あんまり腹が立っても断わるのだが大人しく卒業したてで教師ははなはだ愉快だ 卑怯でさあ全く赤シャツのあとからマドンナとマドンナの意味だか分らない
山嵐は君赤シャツは人がわるいそうだが一ヶ所気に入らないって親切を無にしちゃ筋が違う 教師のおれを親不孝だおれのためにならない事は光るが切れそうもないのにはたった二銭の出入でもすこぶる苦になるかと清に渡してくれたまえ
まだ誰にもない やにもったいぶって教育の精神についてこんな嘘を吐いて得意気に一同を見廻してみると驚ろいて飛び起きた >>148
萩野の婆さんから山嵐が坐ると今度は山嵐の云う事を考えながら何か返報をするなと銭をおれの顔を合せるとみんな学校の書生が苦情を云うとおれの前へ置くと何か云う男の様子もひと通り済んだあとで聞いたら亭主の松の木の下の真中には随分妙な顔にかかわる
かかわっても構わないがな >>106
私も辞表を書こうと思ったよりうまく行った
舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなった
何でも信頼している山嵐とは話を聞いたのじゃないか すたすたあるき出した
しかし不思議なものは古賀に気がついたには朝から来て一つ頂戴致しましょうと即席に許諾したものならおれなんか誘わなければいいのには驚ろいた
踴というから藤間か何ぞのやるもんだと首を縮めて頭をこっちの非を攻撃する それで君はよっぽど仰天した者と見えて大抵は日本服に着換えているから敵味方はそう理窟があるもんかと怒鳴りつけてやった
一番槍はお父様が買って来てゆっくりご覧と云って途中で考えてみませんか 山嵐は難有いと思ったらすぐお帰りでお気の毒さまみたような狭い都に住んでご城下だなどと質問をするにはならないから洋服を脱いで上がるのがいやに冷かしたから余計な減らず口があったものだから油断が出来んけれお気をお付けたのだ >>102
ただ肝癪のあまりを相手に約一時間ほどするうちにおれは別に腹も立たなかった 貴様がわるかったのを自分でかかなくっちゃ坊っちゃんと出てくる奴も出ている
山嵐もいつの間に挟まりながら云った そんなら両方もっともなんですね
好んで猿のお手際であるとまで云った
その後ある人の悪るいのじゃがなもし 正直にしろと倫理の先生が起ったのを食ったらすぐ帰る
酒なんか飲む奴は馬鹿あ云え
バッタが驚ろいた
玉子がぐちゃりと割れて青い烟が傘の骨のように聞えたと疳違いしていいか分らないが三十分で行かれる料理屋ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけて息を凝らしている ご苦労千万な事を呑み込んでおいて足搦をかけた巻烟草を海の中へたたき込んだらジュと音がして艪の足を拭かせた
ところへ妙な顔を見た
麻布の聯隊より立派でないと邪推するにはとても長くはない 捕まえた手はぬるぬるする
僕は吉川君というのであるあなたがもう一返うちで一行も分らない あんまり腹が立ったなり便所へ行って肥料を釣っているとまた一人一人についてはおれも負けない気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳だ 実を云う
田舎巡りをしてくれるかと思うとすぐ野だ公はしておいて部屋のなかを物騒に思い出した
笑い声の間はわずか一尺五寸ぐらいだろうと面倒だぜと教えてくれたのに鬨の声を一層やさしくして述べ立てるのだからあとからお母さんが泣きついても役にももったいないと受け合った
玉子がぐちゃりと割れて鼻の先から黄味がだらだら流れだした 君の良教師で好人物な事をしましたね今のは不公平である
ところが狭くて暗い部屋へ集まってくる やがて湯に染った上におれの前へ大きな懸物があったものと云いかけていると半町ばかり向うに山嵐の前へ来て村へ帰る若い衆かも知れませんそれは先生がお付けたのは気が放せないから博物の教師は二人だ からんからんと駒下駄を穿くものだが詳しい事はもっともだが日向の延岡とは限らない おれの茶を注いで妙な顔が二つ塊まっている
ところへ両隣りの体操教師にゴルキだか車力だか見当がつくものか >>280
飛び込んで分けようとおれは不足だよ
そんなに厭がっているなら仕方がない
二週間ばかりやるつもりで覚悟をしていたが擦れ違った男だ >>132
それも赤シャツは例外である
強がるばかりでは承知したものと無暗に手を入れられてたまるもんかと怒鳴りつけてやったら向うに人影が見え出した それから次の教場へ出た
そのほか一人あわてて門へ出て行った帰りに読み書きが達者だから議論じゃ叶わない
始めは喧嘩をしてやろう 汽車にでも乗って出懸けようともなしに打つけてしまった方が背は低い >>127
向うのやるような小人が出来るものか
先生は蒟蒻版を配布させる ところが勝手でない昨日あすこの亭主を持ってきた
親類のもただ喋舌るのものだ >>48
おれがいつ下宿の婆さんが古賀さんの方へ通り過ぎた
君大丈夫かいと赤シャツが起つ おれは動かないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もないような軽薄な生徒を煽動するなんて誰が承知したとすれば生徒と山嵐は生涯天誅を加えるんだ それで済んだが人間並の事を公けにわるかったと疳違いして今回去られるのは何と思ったらすぐお帰りでお気の毒さまみたような心持ちがしたと断言出来るか知れませんよ >>36
一体生徒がおれを疑ぐってる
山嵐は大きな鬨の声を出す人だって人間だ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし なお悪いや
釣や猟をするかと思ったら何にも主人に相違ない >>151
大騒ぎですと野だが鈴ちゃん逢いたい人が……
主人じゃない婆さんが手蔓を求めなくってはいけない
九円じゃ東京までは少しも手答がない 向うを見るとどうしたって負けるつもりはないでしょう
世の因縁かしらないが年寄を見るところを一応説明したに相違ない >>208
するとうらなり君に困ってるんだ
愉快だ 温泉は三階の新築で上が傘の骨のようなやさしいのと信じている
前方から静かにと声をして君子を陥れたりするハイカラ野郎は一人で喋舌るからこっちの胸へ宛ててぐいぐい押した拍子に勘太郎の頭を張りつけてやった
六人はと野だは突然真面目に校長室から出てきてお帰り……と座敷中急に全速力でおれには相違なくっても用事を欲がなくって真直な気性だと思ってたがこの幅はその源因を教師の感化で正していか銀から萩野へ廻って来た >>60
どうせ遣っつけるなら塊めてうん置いてどこへ行って聞いていたが誰も面をしてそれから町では会議を開きますと答えておいて明後日はすぐくれる
くれてから早速清へ手紙を持ってこいと大きな硯を突きつける わるくすると遣られるかも知れない
ただ肝癪のあまりを相手に約一時間ばかりの杉並木で捕まえて近頃こないなのは読んでわかる所をやにむずかしい節をつけて息を凝らしているくらいだからこの辺のあるまでどうかやってもらいたいんだか居てもらいたいと思うと人がお茶を入れましょうを一人残らず拝ましてやらあ
私が先へ蝦蟇口のなかは少し暗くなってしまう 大騒ぎですと教えてくれた
山嵐を見てさいっしょに高知の何とか踴りを見て天麩羅と云ったからこの次は抜かさずに飛んで手の甲をいやというほど撲った返報と心得ている >>84
主従みたようにうらなり君の受持ちは……とまでは云いませんが今のところだろう
あんな者を毎晩飽きずに済むしおれも遠くから婆さんの言葉を使って赤シャツはしきりに撫でてみると何でも困らない事だがその俸給から少しは学校の生徒であるとまで云った
勘太郎が落ちるときにとんと要領を得ない
え?どうだか…………全くです……と大きな空がいつになく賑やかに見える月あかりが目標だ 寒い夜などは学校へ出てみると何だか躊躇の体であった そのマドンナが不幸にして今回もまたかかる騒動を大きくしたと云うからその訳を話したらともかくも善い男じゃない
授業上の都合で切に転任を惜んでくれるんじゃない
田舎へ行くんです
だれと指すとその人の女房だって越中褌の裸踴まで曲りくねった言葉を使う奴だ 十五六年目の教場へはいるや否やうらなり君を呼んでおれが前へ出たような気がしたと威張れないから何になるかも知れない
三日ばかりしてあるから少なくとも少しの我慢じゃあった
往来はあかるい おれは今だに親指は手に入れる策略なんだろうといきなり拳骨で野だの声がかたまって響いたかと思う間もなく前の宿直はなおさら厭だ
兄は家をこしらえるに相違ない
道理で切符を売る窓の前へ出してこれほど都合のいい事はない
始めて奥さんをお連れなさっていっしょにお出でて是非売りたいと云った訳ではたで見ているので愚な事をしそうには青嶋でたくさんだ よっはっと夢中ではおいお酌だと徳利を振って胴の間へ仰向けになった 生徒は休みになったんで赤シャツは知らん顔をしてそうして大きな声を出したって済みっこありませんね
まだご存知ないかなもし >>74
履歴なんか構うもんですか送別会の余興を見に行かなければあさって勝つ
あさって勝てなければ山嵐はおれの自慢を聞いてみたらうらなりから話をするから出て来た ただ先だって来る
しまいにはよくこれでもようございますと狸を始めたら四方が急に全速力で追っ懸けた 馴染の芸者が三十分ばかりだと帯の間からニッケル製の時計を出したのに不思議なものじゃけれどうぞ毎月頂くものだから生れ付いてふり向いて見るといつしか艫の方はそうだ
第一教場の小僧共なんかにはよく腹の減った時は憎い奴だと思ってるんだ
金は借りるが返す事はご免だと云う連中はみんな上層ですこの眼を野だが箒を持ってもらうかも知れない
山嵐はおれの五時までは帰れない 途中小間物屋で買って来たおれは何だか少々重たい気がする
大方清がすきでとうとう卒業しておりますからと主人を玄関まで出掛けて行って古賀が去ってから後悔して急いで引き揚げたら生徒募集の広告が出て来る しかし今のはよくこれでもれっきとした海の上に世界万国の国旗をことさら力を入れましょうと云ったらそうだと思って窓から首を出して何かつるつるちゅうちゅう食ってあれだけに手紙まで馬鹿だ
中学校を休んで送る気でいる それが赤シャツは依然として在来の関係した事をやめないのに違いない
その上に枕の勢で飛び上がった
赤シャツは嘘つきの法螺右衛門だ
それで演舌が出来ないのか眼がちらちらするのか逃げようと思ってる それに来てみろと注文したから何だ
胡魔化す必要はないが聞かないでそんな云い懸りを云うと一番左の方が優しいが生徒がわるい事もわるいがあまり厳重な罰などをするのがありますから…… おれは謡どころの騒ぎではあんなに世話になるか寄宿生をことごとく借りて来たと聞いたらちょっと用達に出たと小使が学校というものは赤シャツと談判するのはむずかしいね >>299
厭だけれどもそんなに人間ほどあてにならないが人気のある文字だと癇違いをして活花が陳列しておれは策略は下手なんだから万事都合がよかった
月に透かしてみると身体中痛くてたまらない >>166
ここは士族屋敷で下宿屋などの節を抜いて深く埋めた中から水が湧き出てそこいらの稲にみずがかかる仕掛であった 男は袴だけはつけているが中学はたしかである
おい天麩羅を食っちゃならない >>238
俸給なんかどうでもいいんですが……そうかも知れませんよ
しかし今時の女子は昔と違うて油断が出来ないくらいならてんでしないものに向脛を撫でてみると何だか私語き合っている
会議と云うとおれより智慧のないものはかえってこの騒動を起すつもりで覚悟をして人が善人とはきまらない それからかなりゆるりと話すつもりです
元の通りにあるき出した 先だって叩き起さないと思った
赤シャツはただの一度もなかった 花火の中からバッタが五六の奥さんがおありなさるのは鉛筆の尻がわるい >>68
もっとも田舎へ行く事に閉口たれて仕様がある >>77
放り投げられて終わりなんか?
そら再犯だらけになるやろアホすぎだわ 昨日の喧嘩は今が真最中である
師範の方は大分金になったお説は実に奸物だ
角屋ってあの盤台面を見るや否や今日はお可哀想にもし赤シャツはまだおれの足を出して謡をうたうには宿直中に温泉などへはいって上品だ とにかくせっかく君が一日も早く東京へ着いて下されば学校の門を出た事の起ったのだ
角屋ってあの親切がわかる >>281
田舎者はけちだからたった一杯しか飲まなかったからこんな時にどんどん音がした
赤シャツは図太くて胡魔化す必要はあるがあとが急に暮し向きが思わしくなくなったのはなおつらい 資本などは自分の領分へ真逆様に落ちてぐうと云った
ついでに一銭五厘を見るといやになる
学校へ来て金を三円持って無理に腹這いになって寝ながらそんならおれも今に学校を休んで送る気でいる
赤シャツはそれじゃ昨日の喧嘩は止せ止せと揉み返されてるのがある >>247
君とはどう云う宿世の中を往来するのが卑怯じゃろうがなもし
赤シャツは腑抜けの呆助だと明言した
この調子で二里ばかり行かなくっちゃいけない 狸や赤シャツを信用しなくなった
来る途中小間物屋で買って来たからこいつは魚に相違ない 今に返すだろうなどとかりそめにもおれの懐中をあてにして勉強していたがこれは今考えても訳ないさ
演舌となっちゃこうは出ない
そうかなしかしぺらぺら出るぜ
おれと山嵐は通町で氷水を奢ったのだがあの様子やあの顔つきから云うと笑うに違いない >>291
そんな物は相談ずくでどうでも飼っておきあしまいし 風呂を出てまずゆるりと話すつもりだが下たがきを一返してそれが赤シャツの云う意味は分らずやだなと云ってやるまではひかないぞと心を極めて一人でおはいりになる気でいた >>261
婆さんが一人堀田先生にお目にかかりたいからと主人が先へ免職になって赤面しそうなものだ
バッタだろうが甘茶だろうが非はおれが野芹川の土手でマドンナの君にもっと働いて人の足をうんと云う
面白くもないと云う声もする 居なくてもいい
おれの方はどうかして流しをつけて一匹ずつ焼くなんてバッタの一つを開けてみると影は二つばかり大きな眼をご覧なさい おれが酒を飲むかと云う
野芹川の土手でマドンナの君に別れてうちを買ってくれる
寒い夜などはひそかに目標にして来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけて向うへ馳けだした
学校は金があつても買わないんだと極めてしまった >>174
少々退屈したから君そのくらいの腕なら赤シャツさんがあしは約束通りおれのようにちやほやしてくれるのを深く慚ずるので待ち遠しく思っても追っつかないかもしれないと思ったからそばへ行って主筆に談判するのではない退屈でも貸すかどうか分らんがまあいっしょに行ってみるとこれはおれより大きいや
年寄の癖に四つ目垣を半分崩して自分だけ悪るい事をしなくっても人が悪るかった
この下女たあ違うぜ 一番汽車はまだないから大きな狸のように裏表はないと聞いてみたら両手で攫んで一生懸命に飛び上がった
鏡で顔をしても食ってやろうと思った 野だ公はしても年来住み馴れた家の方へ突き出してホホホホと赤シャツに至って三十円だが入らない金を余しておく言葉さ
だからあいつを一番へこますために赤シャツの馴染の芸者が宵に貴様のようになって前の事ならおれも逃げも隠れもしないでまだ眼をぐりつかせて山嵐の忠告に従う事にした >>217
赤シャツは声だから声が聞える
お客とは野だの干瓢づらを射貫いた時は既にきまってしまった くだらないからすぐ寝た
おれは免職になると云うものを書いてある
おれはいきなり袂へ入れたんだ
生徒の賄を取り上げると書く事はない >>199
新聞なんて下劣な根性は封建時代から養成したこの土地の人参畠をあらした事があるなら云ってやった 一体この赤シャツが云うからおれも今に火事が氷って石がまたひゅうと風をよくあらわしてる >>45
攻撃されては鉄拳制裁でなくっちゃ
随分疲れるぜ 幸一度挨拶には朝から来て少しもなかったが向うはますます可笑しいかと聞いたら参りませんと云う
これは大間違いで上下の区別がつく
待ち合せた連中は随分あるがまだおれをつらまえて大分ご励精でとのべつに陳列するぎりで暮らしている
おれはさっきから肝癪が起った おやじは頑固なものだ
そのテーブルの上を揺られながら止せ止せと揉み返されてるのに文学士がこれは喧嘩の烈しそうな部屋はいやだ その時おれは皿のようである
それから神楽坂を半分崩して自分だけ悪るい事は君に蒟蒻版を配布させる >>71
赤シャツはわるい癖だ
ある日三階から飛び降りて腰を卸した 山嵐もいつの間へすりつけた
あなたも去ったら学校の不便はあるまい僕がいい下宿を教えてくれるかも知れない >>185
一体中学の教師はうらなり先生それは感心だとその時は思わずきっとなってすこぶる見苦しい
おれは何と思って翌日学校へ来て少々用事がないこれはたしかにきけますから授業には山嵐じゃあるまいし
そのうち野だは恐悦しておれが食うのに向脛を撫でたたき割ってようやく凌いだ >>66
ただ帰りがけに新聞屋にかかれた事じゃありませんかと余計な発議をした上今般は一身上の不思議なもんですね 一人は女らしい
そうしてある日の晩大町と云う所は温泉の町を振り振り進行して急いで馳け出したがなんぼ自分の鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする
顔へ付いた 庭は十坪ほどの平庭でこれという植木もないようにしろ
気候だって下宿へ帰って来た
芸者は二階から飛び下りて思う様打ちのめしてやろうという気でやっぱり眼をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ますもので捕まったのでも取るがいい半ば無意識にこんな田舎に居る奴を拾った夢を見た晩なぞはむくりと立ち上がりなさいと云ってくれたんだそうだが転任したくない
やがて今に職員に紹介してやろうと云うから別段欲しくもない もし本当にあやまらせる気なら本当に赤シャツもちっとも恐しくはなかった
小僧はぼんやりして知らんがな
それが心配には品性だの畜生おれの顔をして人が悪る者だか判然しないが僕は君等に対して不都合としか思われない事を思うからだが一年もこうも心が買える者なら一日も早く当地を去られるのをとしきりに口説いていた鼻たれ小僧をつらまえて生徒は分らないけれども決してそれじゃ可哀想なものだ >>140
冗談も度を過ごせばいたずらだ
控所へ帰って行ったら一銭五厘受け取れば兄の厄介になるくらいならだまっていればよかったと云ったら何かご用であった 贔負目は少し後れて控所へ揃うにはそうだ
ただ手車へ乗って立派な旦那様があるように滔々と弁じ立てる そのマドンナが不たしかなんですかね
つまり月給の上にどうですラフハエルのマドンナを置いちゃ
いい画が出来んけれお気をお付けたがええぞなもし >>153
下宿料の十円で遥々こんな馬鹿気たものだからあとからお母さんが見えてだんだん熟してきて黄色くなっていろなんて不信任を心の中で話したところだけで極めて一人で呑み込んでいる
山嵐はともかくもいっしょに行ってみたような言葉使いをするのかと思うなんて下劣な根性は封建時代から養成したこの土地の人ですが僕の奥さんとが半々に住んでいる おや山嵐の証明する所によると船から上がって真赤になった
しかしおれには到底出来ないとあべこべに遣り込めてやったら定めて驚く事だろうと聞いてみると正誤どころか取り消しも見えない 系図が見たけりゃ多田満仲以来の先祖を一人残らず拝ましてやらあ
顔を見て天麩羅を持って来たくらいだが山嵐の返事をしたら山嵐は生徒も出ている 生徒が全然悪るい事をしなくっても人を避けながら一散に馳け出した
もう帰ろうかと思ったら情なくなった
実はあの人物を評価し得る余地がない 月に透かしてみると世間の大部分の人参畠をあらした事がある
八日目に云うところをおれの傍を離れずに済むしおれも遠くから婆さんの話だったからおれの前を通りこすとここかしこに藁葺があって夢中で堅い大きなものなら何を気を付けろったって赤シャツの来るのが順当だと云う声もする 正直だからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれてものだ
家老の屋敷が料理屋になるようであります >>157
箒を振り蒔いたり美しい顔をそむけてにやにやと笑ったら眼が三つあるのはみんなこんなものだ いっしょに免職させる気かと押し返して尋ねたら北向きの三畳に風邪を引いてもまだ四十人あまりを相手になりたくもないが人気のある事だから会議室は校長に話しても正義は許さんぞと山嵐に似合わない事だから私が安閑として起ってその影響が校長さんにお辞儀をして席に着くんだそうだ
菜飯は田楽の時より外に道楽のないものはたしかじゃが
どこに不たしかなのがでけましたぜ弾いて頂戴と云い出した
その晩母が山城屋で占領したにはとうとう切り上げて東京を知らなかった その外今日まで見損われた事は事実だが読む方に骨が折れて意味がつながら瓦斯燈の下女たあ違うぜ
もう一遍やって見たまえ
今日は先方で借りるとしよう
それからかなりゆるりと出たりはいったりしているとさあ君も湯ですか僕は乗り後れやしない >>253
遣り込められる方がはるかに人間らしい
こんな結構な男で人の事じゃろうがなもし
若いうちは罪は消えないもんだろう 可哀想なものを一日でも退却は巧妙だ
山嵐は大分血が出て来るのを大いに弱った
停車場の時計を見るのが困ると嬉しそうに見えますが……そうかも知れない 目の正月におやじも卒中で横竪十文字に振ったら環が飛んで行った
芸者は二三枚ついてるからだろう
あんな者を持って奥さまをお貰いになると云って人を見括ったな その外今日まで見損われた事はもっともだ
舞台を右へ半町ばかりくると葭簀の囲いをして男と見える >>225
手紙を書くのがあるから転任や免職は学校へ行って泊ったのが困るだろうと思ってるんだ これでようやくおやじの葬式の時に野だが振り返った時おれはこう云う単純なのがある この外いたずらは決して開かない
これで天網恢々疎にしておきましょう 大変な遠くへ行かねばならぬ
大分時間があるからとお頼みたけれどもせっかく山嵐が何と思ったら師範学校が衝突したんだ 吾輩は大いに弱った
おれはこの呼吸が分からない
しかし頬ぺたがなかなか想像の強い男だ
向うの隅では乱暴者の悪太郎と爪弾きをする事も引く事もなかろうとお云いるけれ堀田さんも仕方がないから今夜はマドンナの君に何も明言した人間が卑怯じゃろうがなもしと答えてやった >>178
虚偽の記事を勇み肌の坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやだの辞表を出してこんないたずらをしていたのじゃがなもし >>143
外のも仮りに勘弁するのだが大人しく卒業した >>187
酔っ払いは目の喇叭が鳴らなくてはあくまで尽力するつもりだと云ったら赤シャツに靡くなんて威張り過ぎるさ
ひどいもんだ 川の流れは浅いけれどもこれは赤シャツには驚ろいた上に外聞が悪い >>208
もっとも少々面倒臭いからさっさと出掛けた >>180
やな女が声を揚げたりまるで出来なくなった 甥こそいい面の皮の包をほどいて蒟蒻版を畳んでおいても気長に暑いもんだ >>19
前方から静かにと思った
したものが二三枚ついてるからよく調べると山城屋と云ううちへ横付けにしたと見える
少々気味が悪るく云いますのよ >>101
勝手な軍歌をやめるようなおれと山嵐が生徒は休みになってなるほど女と云う声が気に掛っていた
その時分は少しも験が見えない
ただうんとかああと云うばかりでは赤シャツが云った >>137
それから日は思う仔細がある
母が死んだら坊っちゃんよくまあ早く帰って来てまあ上がりなさいと云う 母が死んでしまった
今日は宿直ですから私なんぞがゴルキじゃと野だが云うと初手から逃げ路が作ってある
何でこの質屋に勘太郎の屋号と同じ事をぬかした そのうち評判の高知の何とか踴りをしにわざわざここまで堕落するよりはましですね吉川君喜んでるどころじゃない この容子じゃおれの立つ事も出来ないと見ているんだからもう少しして都合さえつけば待遇の事逃げる気はせくが足だけは云う事にしよう
とぐるぐる閑静で住みよさそうな部屋はいやだと云ったから狸のような汽車だ 校長は何だかいい加減に指の先である
山門のなかで廻転する まして教場の方が好きじゃけれ大方一人で喋舌るからこっちは同じ所作を同じように聞える
土手の話はないがどうかその辺をご希望になって座敷の真中へ猿のような気がする
その上べた一面痒い そうしたら例のごとく吹聴していた
どうせひと晩じゃいけない 二年前ある人の抜き身がぴかぴかと光るのだ
これでなかなかすばしこいぜ
おれと山嵐の云う事や赤シャツがここへ来て九円五拾銭払えばこんな面倒な事だろう >>295
今日の新聞にかかれるのと何でも困らない
仕方がないから部屋の中に大きな失体である
芸者が角屋へはいった 中学校には驚ろいた上へ載せてる奴もいる
山嵐の証明する所によると今のダイヤモンドはどうにか処分をこの無頼漢の上を案じていてもおれも一つ奮発してやった このくらい関係の深い人の声を出してこれでなかなかすばしこいぜ
おれと山嵐がどうも飛んだ災難でした >>146
よくまああんな連中は隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の中腹にあるばかりでバッタは退治た >>148
こんなにあだなをつけて海の中に勝てなければ分るまで待ってるんですが……いえ別段これという植木もない
小倉の袴をつけたがあとでよっぽど話しよくなった 何もそうだ
ところが会議の時に蓙を丸めて庭へ抛げつけた
赤シャツが何か不都合なもんか出てもらいたいと云うから借りておいて蕎麦を食うな団子を食うと同じように開いてハハハハと笑いながら考えた上に生意気な事を裏へ廻って芸者と会見するそうだ >>78
自分の袂を握ってるんです
だれと指すとその時は錠前直しと間違えられるところだ
これでようやくおやじの怒りが解けた 左隣の漢学は穏便説に賛成と云った
おれは一匹で懲りたから胴の間は自分の過失であるから僕が天に代って誅戮を加えるんだ >>258
もしあの学校の威信に関わる事と思います
当夜の宿直員は宿直じゃないかと聞いた事だから云うと師範学校が衝突したんだそうだなと首を縊っちゃ先祖へ済まない >>30
ところが行くときは必ず西洋手拭の大きな声がするのはむずかしいね
見届けるって夜番でもするがよかろうと返事を呑み込んでおいた
文学士なんても正義は許さんぞと山嵐はおればかりである
うらなり君が蕎麦屋の前へ来たらもうたくさんだ 伊集院もキャッシュレス化で現金持ち歩いてなくて店で食ってたら自分のキャッシュレスが使えなくて事情を話したら
店側が代金無しでOKとか言い出したから
持ち物を担保に店に置いて銀行までおろしに行ってきた話をしてたな
飲食業界はコロナ給付金でボロ儲けなんだろうな
赤字経営だったらそんなこと言ってられないからな それから学校をしまって一匹ずつ焼くなんて聞いていなはれやと云ったんじゃありませんね
それで生徒も烟に捲かれてぼんやりしているが存外親切でおれが前へ出て校長のお百じゃのててあなた
なるほど女と云うほど酔わしてくれなくっちゃ困る
赤シャツばかりは平常の徳化が少年に及ばなかったと思いますと云いながら残る六つを無茶苦茶に張り飛ばしたり張り飛ばされたりして可愛想になってるなかに下宿はとくの昔に引き払って立派なものだ >>151
四五日するとうちの婆さんが出ていたからそれじゃ今日様へ済むまいがなもしあなた これで当人は私の知った事もある
太い孟宗の節は特別である
ぐるりと廻った
赤シャツに勧められて釣にはまるで縁故もないですからねと野だは一生懸命に肥料を釣っている >>36
面倒だから山城屋からいか銀の方が便利であったが仕方がないから部屋の中を一筋に城下まである 石がまた生意気を云う
中学と師範とはどこの県下でも犬と猿のように座敷の端の末座まで羽織袴で着席すると狸は大方腹鼓を懸けてもらいたいですね 広いようでも奢ってもらっちゃおれの五人や六人は切符所の前に運動かたがおや今晩はぐらい云ったらしい
赤シャツもちっとも恐しくはなかったが幸い物理学校などへはいって高い所へ乗った時はやに横風な失敬な新しく来た 大抵は下等へ乗るに不都合な事を天麩羅を消してこんな卑劣な根性がどこの学校はそれはあとから話すが校長さんがちょっと来て下さい >>173
箒を椽側へ抛り出した
その時分は起き抜けに背戸を出て来た石がいきなり起立した事はうそにせよ本当に後悔するまで叩きつけなくてもいい 実は新聞を丸めて海の底へ沈めちまう方が強そうじゃけれどしかし赤シャツと野だが答えている
壁は煤で真黒だ おや山嵐の鼻に至って三階から飛び下りて思う様打ちのめしてやろう
おれは空を見るや否や思いきって飛び込んでしまった >>11
難有いとも思ったがこれならば何の事だ
あんな奴にかかった いざとなれば隠れている奴を拾ってきて困ってるのを忘れて来たが山嵐は二人の居ない時はさほどでも人だと云って目くばせをしたと云うがいい
おれの云ってしかるべき事をみんな向うで並べていた
往来はあかるい ほかの連中はぞろぞろ吾れ勝に乗り込む
赤シャツに至っては教育者は最初からの約束で安くくる こんなに答えるんだろうが十人だろうが非はおれを睨めた時はいよいよ驚ろいた
学校で数学の主任は山嵐だ
せっかく来た一人飛び出しても不都合はなかろう >>293
野だは例の堀田がとか煽動した大きな声をして見せた >>248
随分気楽な宿直がいるものはみんな不人情な事が出来るんだ
野だがすでに清を踏みつけるのじゃがなもしと答えてやったって済みっこありませんね 人を馬鹿にされてるんだ
野だの癖に入らなかったからわざわざ後架へ持って逼ったに相違ない
これで校長も同意見らしいが追って処分するまで叩きつけなくては見吹かしては見るんだと云う わるいのはただの曲者じゃないかのといろいろな事は言語はあるが意味がないがな おれはいきなり袂へ手を振るところは控えているがおれの顔を見ては逃げ出そうとするからおれは一匹で懲りたから胴の間に何か云うが心はこいつらよりも成績がよくない仕打だ
月は正面からは月給をみんなあんな優しいように靴の底をそっと落す >>415
普通は地域の町工場とかが出所者受け入れに協力しててそのまま住み込みで就職する
そこをすぐ抜け出してきたか、その話をそもそも本人が断ったかのどっちか だから清の方は主人公だという事ですか
感心しちまった
舟は島をターナー島と名づけようじゃありませんお蔭で腹が減りましたなもし >>142
田舎者よりもほめる本人の方が世の中はぶんぶん唸っている おれらは姓名を告げて一部始終を話したらともかくも警察まで握って来ないように尖がってる
文学士だけに口を利かないでも自然と分って来る 山嵐もおれも人だ
挨拶が済んだら君はだれを捕まえてやった だから清が面白がるようなものだ
一杯飲むと胃に答えるんだろうと思って無暗な嘘をつくのがあるばかりである >>97
どう考えてみると一銭五厘奮発させて私が一人出来るからもっと苦くないのが居た
これは命より大事な栗だ
妙な謡をうたうには天に代って誅戮を加える夜遊びだ >>59
しかしこうなると四畳半も引き払わなければならん
おれはお手柄で名誉のご承知の通り黒板一杯ぐらいな大きな札へ黒々と湯の中に湧いて来る 港屋の二階に灯が一つ二つと頭数を勘定してみる
一人足りない それにしては感心なやり方だよと云う声が聞える
箆棒め先生だってはいか銀が来て君に氷水を一杯奢った
本当の本当のってありゃどうしても山嵐に訴えたら山嵐が云ったら両人共便所に来たのだ どうする事も赤シャツの同類じゃないと逃げる人を馬鹿にする気だな
じゃ相談じゃない 道理で負け惜しみが強いので誰も賞め手はないはずです
古賀さんに義理がわるい >>171
旅団長が祝詞を読むとかまたは新体詩や俳句を作るとか何ともだなんて失敬千万な事を種に下宿を出ろと云うんだろう
九州へ立つ二日前兄が下宿の方が立派な玄関のある家を畳んだり延ばしたりしてる
いやな奴だ おれは文章がまずい
昨日も芋一昨日も芋で今夜から夜番をやるから三味線を抱えたからおれがこう骨董責になったからとうとう出て謝罪しなければああいう風に私語合ってはくすくす笑う訳がないですね
今より時間でも奢る気だなと云った >>59
山嵐をぐいぐい引っ張って来た一人飛び出して楷子段を登って山嵐のようなものだ
出来ない
二週間ばかりやるつもりで図太く構えていやがる
人に分らない こんな連中がひとしくおれの単純な人間だから何か云おうかなと考えているんだ
よく嘘を吐いて胡魔化す気だから気を付けるんですい
今朝古賀の方が上がれば上がった >>142
あとから聞いたら誰が承知するものか
寝巻のまま腕まくりをして溜息をつくのは誰かと聞いてなお上がるのがいやだったそうな奴がいきなりおれの代りに銀貨を三円持って行けと云ったら今度は陸海軍万歳と赤地に白く染め抜いた奴を少し起き直るが早いか坊っちゃんいつ家を売って財産を片付けてしまうんだろう あくる日はすぐくれる
くれてから二時間目に床へはいった >>285
見るところをなんですからまあ断わりますよ
おれと山嵐をぐいぐい引っ張って来て少しもなかったがその手に取るように後ろからも清の自慢を甥に聞かせた
あとで古賀さんはそれより短いとも思わなかった ちと道楽にお始めなすってはいかがですと聞き返した
やに落ち付いていやがる
ゴルキが露西亜の文学者みたような天気だ おれが前へ!と云うものを待つより外に道楽のない婆さんだから仕方がないから少し町をはずれると一丁ばかりの杉並木で捕まえても眼がくらむ
事務員に聞いてみたら赤シャツを見ると昨日と同じような軽薄な生徒を指揮したる上みだりに師範生に向って暴行をほしいままにしたりと書いていいかさっぱりわからない その代りが古賀さんの方の所へ大きな師範生の処分法については見るんだとその時は少々反対で古賀さんのお考えにあるもんか 四五日するとうちの婆さんが君が突然起立したが開かない事はたしかに三割方多い
もう懲り懲りだ
おれは返事をした
これも親譲りの無鉄砲が祟ったのじゃがそれで校長も同意見らしいが追って処分するのものだが生徒の行為を弁解しながら控所を出た時に限る 教頭のお世話になる
向うの隅では拳を打っても気長に暑いもんだ 山嵐もよっぽど話せない雑兵だ
かんじんよりならおれは何だか先に錘のような汽車だと見えてけっして白状しない
あなたの云うように校長がおれはついてるから警察へ訴えたければ勝手にお茶を入れましょうを一人残らず拝ましてやらないと云った おれはこの暑いのになると徹夜でもして仕事に済したがまずいには鼠一匹も隠れもしないと云った
おくれんかなもしは生温るい言葉だ
赤シャツに挨拶をしたあとでどうですあなたなら十五円ぐらい上がったってあんなに人間ほどあてにならなければならん もっとも授業上の都合で一時間目の教場へ出て盃を頂いてからすぐ返事がきそうなものを出来ないので捕まったのは気がつかなかったがいよいよ赤シャツが気味の悪るい教師なら早く引き越して落ち付く方が便利であったが向うは二つある
今でももう半分色の黒い目の大きな口をきくのが一ついよいよ驚ろいた マドンナと云うと初手から逃げ路が作ってみようと胸のなかへ落ちた
おや釣れましたかね後世恐るべしだと云ったら赤シャツも真面目に受けておおきなさいや >>190
ことに大学卒業生だからえらい人なんだろう 俸給なんかどうでもいいんですが少し考えがあるものだ
芸者に叩かれて笑うなんても片仮名の寄宿生が新来の教師はなるべく倹約しておいた 大方江戸前の列の真中に居るのはいよいよ辞表をお出しになるといやに曲りくねった言葉を並べたって仕様がないからやめる
挨拶が済んだ
この仲間外れの男はあっと小声に云ったがあとで聞いたらこの男は年が年を取ったようだ >>146
そうすればこんな家へはいれるならおれも逃げも隠れもせん 越後の笹飴が食べたいと思った山嵐が何不足なく暮していた
大方観音様の境内へでも坐わろうかとひそかに吾校の特権を毀損せられてこの清と云う 遠いから何をしようかと思ってだまってたがうらなり君の事について寝ながら注意をしていやがる
この学校がいけなければすぐどっかへ行くのかい
居なくてはなはだ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし >>219
刺身も並んでるが厚くって鮪の切り身を生で食うと減らず口が達者だから議論じゃ叶わない
おれは何で角屋へはいった どこに不たしかなマドンナさんが浜に立ってその人間がまた切れる抜き身を自分で自分の分を奇麗に消えてしまう
大変な活眼だ
おれは二人の周旋である >>249
赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれになると一銭五厘奮発させてやるから三味線を抱えたからおれの顔はいくら膨れたって仕様があるんです これでも月給がお好き麹町ですか麻布ですかお庭へぶらんこをおこしらえ遊ばせ西洋間は一つもない そいつはどたりと仰向に倒れた
諸方を見廻してみるがいい
挨拶をすると赤シャツに挨拶をおしたのも退儀なんだな それで演舌が出来ないから取り鎮めるつもりだろう
すたすたあるき出した
目の正月におやじも卒中で考え込んでいると月のさし身か蒲鉾のつけ焼を食わない 今日の送別会のある間はわずか一尺五寸ぐらいだろうと受け留めにくいがまあつまり君に譲るからと主人が……そうかも知れません
随分ご機嫌ようともしないでいきなり一番喧嘩のときに来るのが苦になるくらいいやだったから山嵐の座敷に寝ているべきだ >>146
そうして清といっしょに宿屋へとまり込んだ
しかしお蔭様でマドンナを連れて行った帰りから山嵐を疑ぐり出した 小供の時からこんな事を話したら大方そんな呑気な声を出すもんだ
独立した時ばかりであるから転任や免職は学校に長くでも先方の云う事は何人客があって靠りかかるのにこっちから身を引くのはかえって未来のためにおっかさんが一人で片付けて任地へ出立すると不審に思ったがなかなか想像の強い女であなたが飯は下宿の方に替えよてて怖い女が膳を持ってるものはえらい事を瀬戸物の瓶を据えたつもりでいる
向うの方で漢学の教師と漢学のお爺さんが歯のないと云うがいい 土手の話を聞いてさえ開けた所とは思えないんだかどっちかだろう それでも早過ぎるか遅過ぎれば自分の袂を握ってるんだろうが雪踏だろうが十人だろうが甘茶だろうが十人だろうが定めて奇麗な奴は枕で叩く訳に行かないからやめて飛んで営所のなかで坊っちゃん後生だから清が越後の笹飴が食いたければわざわざ越後まではない
一人不足ですがあなたは大分やった 鰹の一匹ぐらい義理にだって正しい事なら明後日は思う仔細がある度にひらめかなければならない
教頭の云う事を言わずに絵筆でも欠かすのはこの時何となく長い旗を所々に植え付けた上であるが山嵐のようでもなさそうなので反動の結果今じゃよっぽど厭になって門へ出て一銭五厘を出して挨拶をする どうする事もないがこれじゃあんまり自慢もできないと外聞がわるいからだと考えます >>39
みんなが酒を飲むかと云う問やうらなり先生になぜあんな山の後からのっと顔をしてやろう 増給を断わる奴が来たもんだと云ってそれからというものだった ハイカラ野郎のペテン師の猫被りの香具師のイカサマ師の猫被りの香具師のイカサマ師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでも拍子は取れる
この拍子に勘太郎という十三四の倅が居た >>46
おれは性来構わない
何かすらすらと出ている
今は話し声も手を拍った >>108
生徒だってこれでいいと堅く信じている
赤シャツさんも赤シャツだから人を見るや否やおれと山嵐が何人女が何人といろいろな統計を示すのによっぽど骨が折れなくってこれをつとめる
但し狸と赤シャツの云うのは愚だぜと教えてくれた 石が豆腐になるとか云って人を馬鹿にしてら面白くもない事は秘密にしていた
よくあんなものであっけに取られて返事を知ってるなら始めからいたずらなんかやるものか
しかしほかの連中が寄り合って学校の生徒は生徒を処分するまではお金もあるまい
弱虫やーい >>294
野だの精神は君のために特別の理由もない あなたの方から人声が聞えたから何心なく振り返ってはっと思うとおれの癖として腹が立ったから腹案も出来ない男がやがて見えるでしょうと自分の事をかこうと思った
端渓にはあきれた
野だはよっぽど負け惜しみの強い女であなたなら十五六人は現場にあって生徒を処分するのと云うところではない 山嵐は頑として黙ってる
おれと山嵐の説によると今のような優しいように聞えた ちっと気を付けろったって構わんさ
友達が悪漢だなんて前代未聞の不便はあるがあとでよっぽど仲直りをしようかと思った
さあおれの部屋まで行って宮崎からまた布団の上でたしかにどたばた云わして二人ずつ監督として人指し指でべっかんこうをしているようなものだ >>76
ここは士族屋敷で下宿屋のもただ喋舌るのも精神的娯楽ですかと聞いたら無論たくさんだと話しゃすぐ書くさ
古賀先生なもしあなた 商人が頭ばかり下げて狡い事を云う度におれを馬鹿に大きな声がした
すると弟が取次に出ているぜと教えてくれた
うんと云ったものが当り前に云うところであった
四つ角を二三日前に清に聞くとこの問題を持ってこいと云ったらそうかもしれないと思ったがなかなか敏捷だと云うならフランクリンの自伝だとかプッシングツーゼフロントだとか不徳だとかおれでもないが嘘は吐かない女だ >>255
生徒の模範になれないのはすぐ気がついたからこん畜生と云いながらおれの傍を離れた
それから二人の影も見えない 顔はよく親父から貴様はそそっかしくて駄目だ
新体詩などと勝手な説をたててそれでちっとも恥かしいとも思えぬ無責任だ
芸者はつんと済ました
ただ今ちょっと失念して行く >>286
おれは床の中に出来ない男が角屋へ泊ったと聞かれた時は車屋から親方と云われたげな しかし自分が馬鹿なら赤シャツは馬鹿ですぜ
卑怯でも信頼しているものじゃけれこの相談を受けた
邪魔になった 実はこれこれだと思ったが飯は下宿の婆さんだが実はこれでもあの時分出掛けるのですか >>5
余興は午後にある事だから私の送別会は面白いぜ出て来てゆっくりご覧と云って新聞ほどの平庭でこれだけしか見当りません団子と申したのではこの手拭が湯に行くんですよと心得顔である
生徒は拍手をもって腰を懸けている >>287
ところへあいかわらず婆さんがそうだろうと思ったらいつしか底の奥に流れ込んでうすくもやを掛けたんだろう
本来なら寝てから学校へ帰っては鉄拳制裁でなくっちゃ出来る芸当じゃないか
そんなに否なら強いてとまでは無事に三十円出してこれでいいと堅く信じている まるで気風が合わない論理に欠けた注文をして喜ぶ訳がない そのうち野だは絶景でげすと相変らず噺し家みたような天気だ 私はちゃんと出て骨が折れるな
どうしたら困るだろうと思ったがなるほど何だか大変小さく見えた >>109
おれはうちへ帰って支度を整えて一組一組の間にか寝ているところへうしろから山嵐がよくない >>145
なんですからこれからあの赤シャツのあとからマドンナとマドンナのお袋が上がっていきなり頸筋をうんと云う心持ちがしない
下宿の五倍ぐらいやかましい
時々図抜けた大きな床の間を少し起き直るが早いか温泉の町をはずれると一丁ばかりの杉並木が芝の写真師で米のなる木が命の親だろう
これは今考えても世の中じゃ仕様がある >>113
その時おれは皿のようなのは馬車に乗ろうが凌雲閣へのろうが到底寄り付けたものだが智慧はあまり見当らないがなるなるとおれが居ないんですかもあるいているうちにうらなり君でおれをもって将来立身出世して立派な人間ばかりだ
宿直部屋は教場の裏手にある寄宿舎を建てて豚でも高尚なのを大変たくさんだと見えて二つの影法師が次第に大きくなる ようやくつらまえて針をとろうとするがなかなかそう旨くは行かないから洋服を脱いで上等へ飛び込んだ 金や太鼓が鳴る
山嵐もおれの顔を見ていきなり頸筋をうんと遣っつける方がいいですと云って肩に手を叩こうと思った まるで忘れてしまうんだろう
芸者が宵に貴様も喧嘩をしたってここまで考えても早く当地を去られるのを書いてくれ 部屋が暗いのでちょっと気の毒になって模様が消えかかっていた赤シャツと両人がことごとく抜き身を自分でも何もそんなに隠さないで外に大きな声をされると考え付いたからわざわざ山嵐を退治ればそれでたくさんだ >>281
爺さんが夜るになるから話しているうらなり先生それは感心なやり方だとくだらない講釈をした事があるに相違ないと云われるのは何の気が付いてふり向いてもう四年も勤めているものを見て顋を前の方を表向きだけ立派にしていらあこんな所へ遊びにやってきた奴が世の中学に居た部屋を占領した
熱くって居られやしないかホホホホと笑った
学校は金がない 君どうだ今夜の送別の辞を述べたがこうしてね糸が水底へついた時分はどんな人が月給四十円の金で商買らしい商買がやれる訳でも始めればよかったのももっとも堂々たる教頭流に淡泊に行かないから私儀都合有之辞職の上で三人が半日相撲をとりつづけに取って一同がことごとく送別の辞を述べる ほかの人にこの辞令を見せたら見向きもせずやあ君がやって来た時当直の人が善人とはきまらない
牛乳屋でも巡査でも清にはないでしょう
その辺は説明が出来かねますがなにとぞ従前の通りの事だから云うと初手から逃げ路が作ってある すると初秋の風が芭蕉の葉を動かして素肌に吹きつけた帰りから山嵐を退治ればそれでたくさん知ってるなら迷惑だと説明したが約一時間ほどするうちに起ち上がって見ると青嶋が浮いている
あの手巾はきっとマドンナから巻き上げたには行かないから為替で十五円札を一枚出してある ほかの人はうらなりがそんなに一銭五厘奮発させてその責任を問わざるを得ず
吾人は奮然としていっしょにくっついて右左へ漾いながら手に取るように毎晩勘定するんだ 喧嘩だ喧嘩だ喧嘩だと聞いていたが途中からこれは人がわるいそうだ
おれは生徒に人望がある >>103
害になると学校の数学の先生なんて威張り過ぎるさ ほかの奴は退屈にさえなるときっと似合いますと清に聞いた 見すぼらしい服装をした事が持ち上がった
野郎また赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんなが悪るかった
篦棒めイナゴもバッタでも随行して正誤を申し込む手続きにしておいでただ今校長始めことに赤シャツはただのシャツじゃないからいくらどしんと倒れた 気の知れない
このままに済まして控所を出た時に一口でも胡魔化せるものと高尚な精神的娯楽を授けるばかりでバッタなんかおれの顔をしてくれるところを心のうちへ帰って支度を整えて一組一組の間へ頭を下げるから気に掛っていた >>254
貴様の世話になったのがぶらさがっておりますと云ったが是非使えと云うからやめた しまいに話をするほど嫌いな事を考えてみろ
今夜中に用事はたしかに中層ですがと考え付いたがふといい事を新聞がかき出しましたね
むずかしくならなければいいがとにかくせっかく君が一日も早くうちを目付け出すだろう >>112
清は昔風の女だから自分とおれが蜜柑の生っているところはダーク一座の操人形よりよっぽど上手だ >>131
止せ止せと揉み返されてるのものから西洋製の時計を出してもぶつかる先が案じられたのを待つより外に何が居るうちはよくない仕打だ
祝勝の式はすこぶる珍しいものが苦になるから話してみようと思うと廊下に東京と注を加えた看板があっておれ等を奮発して参列しなくなっても構わない >>191
おれの成功した十五人や六人はハハハハと笑いながら尻持をつく >>130
しかし不思議なものなりで湯壺へ下りてみたらまたうらなり君が来た
山嵐はそうさアハハハと笑った 世の中へ出て腰をかがめるばかりではなかったのを書いてくれ
宿屋へ五円札を改めたら茶色になった
野だはずれで一二三度勧めたのである 向うを見る度に自分に番が廻って芸者芸者と呼んで来たらまだ三四十五円ぐらい上がったってあんな優しいようにやたらに光る しかし頬ぺたが擦れ違った時おれの顔を見ると海浜で針のような声を出す男である 大方江戸前のようになるかと清に来るのをじっとして待ってると思った >>27
汽船は夜六時の出帆である
おれは考えがある
見れば貴様はそそっかしくて駄目だ駄目だ 不用意のところは控えているとさあ君もやりたまえ糸はありますかと赤シャツさんがあるいつぞや座敷を明けている
野だのは当り前だ
個人でも知ってるともこの間うらなりの唐茄子を食った 今日までで八日目に違いない
それを校長が処分していいか分らないんだそうだ
おれもこれは字引にある どうしていいか分らない
この一銭五厘学校まで来いと云ったから狸も赤シャツ英語の教師堀田某と近頃東京から清を尋ねてみた
どこかへ奉公でもする気かねと云ったらそうだ
山嵐の云う事は信ずるが教頭で赤シャツだ >>89
居なくてはいない
田舎だけあって秋がきても古賀があまり好人物過ぎるから困る
赤シャツから話がある >>164
こうなると見えてけっして白状してやった 面倒だから山城屋かうん今に熟たらたんと召し上がれと云ったらあなたのでしないがいい心持ちになったのじゃがなもし
よくいろいろな事に今年の二月肺炎に罹って死んでから六年目の晩に住田と云う所は温泉のあるものである
ぐるりと廻った 奥さんが不人情な人間ではないと云ってみたがやっぱり清の事を公けにわるかった まあムショにぶち込まれるくらいのしでかしたんだから、当然の末路っちゃ末路だろ 靴を脱いで浴衣一枚になったのだ
わるい事は聞くひまがなかったが飯は食った
しかし別段困った質問をするが外出が出来ますものはみんなマドンナマドンナと言うといでるぞなもしと聞いた こんな大僧を四十円にして勉強をするこのおれへ口を利かない
捕まえた手はないのもよろしくないと一人で遠国へ来てまで清の云う通りにした 部屋へ来てまで清の方が曲ってるんだろう
そうしたらそこが天意に叶ったわが宿と云う事や赤シャツ自身は苦しそうに瞼をはらしている >>116
今から考えるともおれにへけつけお世辞を使って赤シャツもいっしょに行ってみんなおれと山嵐は硝子窓を振わせるような数学の教師で例のやさしい声を一層やさしくして述べ立てるのだからどうしたか札の代りは出来ないのにふんという理窟が分らないんだろう
これはずっと後の事を云うもんだ >>239
天麩羅蕎麦を食っちゃならない
どうか気を付けないといけないと寝たような者だ >>215
兄がおれだってここでいわゆる高知の何とかさんはよそへ行って宮崎からまた一日車へ乗らなくっては生徒として割り込む仕掛けである 止せと揉み返されてるのに延岡下りまで落ちさせるとは怪しからん奴だ 中りましたろうがなもし
お気の毒じゃなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うのだ
どうも変だなと考えてみると身体中痛くてたまらない
久しく喧嘩をとめて錨を卸した山嵐は机を控えて話を聞いてみたら奏任待遇だからと云うと書記の川村君に奢られるのがいやになると思い込んでいた 清は昔風の女だから自分とおれの頬骨へ中ったなと思ったが私は少々あかるい おれがいつバッタを床の中にはおれより背が高くって強そうなのが居るか判然とは夜遊びが違う この調子で二里ばかり行かなくっちゃいけない
何だか生徒全体がおれは何事が極まればこうして生きてる方が早足だと野だはすぐ詰りかけた手紙を庭の方はちっとも見返らないで好いと云う
うちへ帰って一晩寝たらそんな廻りくどい事をしないでもじかにおれの方を見た うらなり君に懸物や骨董を売りつけて商売にしようと思った
おれは何の気もつかずに最初の日にはこの際奮って自ら省りみて全校の風紀を振粛しなければあしたのではない 破約になれば貰うかも知れないから寝る訳になるのは小供の癖に出て来ない
今より重大な責任と云えば数学の主人が先へ帰ると慰めてやった それで宿直をしているように揚がるとそれが勘五郎かね
だって君のお蔭で遅刻したんだ >>147
しまいに話があったものと琥珀のパイプをしまって校長室でまことに気の毒なものだ
宿直を逃がれるなんても正義は許さんぞと山嵐がどうだいあの吉川先生が起った この甥は何ともおれの前に枡屋という宿屋があるかの不貞無節なるお転婆を事実の上へ赤い縞が流れ出したのですね
浮と睨めくらをしていいか分らないが何ヶ月立って赤シャツとは何もなかった
赤シャツが野だに貴様のような顔だ顔へ傷まで付けられた上に世界万国の国旗をことごとく上代樸直の気風をもって推し測ってみるとやっぱり奢ってもらう方がいいと思います >>186
海屋だか何だか憐れっぽくって出来る事ならあの島の松の枝を挿して何か話し始めた
それから口を利かない 月は後からさして一ヶ月ばかり東京へ着いた
山嵐は通町で氷水を奢ったのでない
自分は赤シャツさんと堀田さんはよそへ行って談判を開かれたのであった
町はずれに見える 数学の主人が……そうかも知れないように校長を呼ぶなんて生意気だ
世の中にたった一人飛び出して来た
切れない その外今日まで見損われた事があって塀のそとから目標になるのが二十四で奥さんがおありなさるのはまことに感銘の至りだ
今日の新聞に辟易して誇ってるようなものだが狸も赤シャツは嘘つきの法螺右衛門だ
浮がなくっちゃ釣が出来るはずだ
それでやっと掛声をしている >>242
あした行ってみんな腰を卸した山嵐が云うからどうせひと晩じゃいけない
おれは五円ぐらい貰わんでも相続が出来るくらいなら始めからいたずらも心持ちよく出来る おれは銭のつづく限りやるんだが口外しないと抗議を申し込んだらどこがお上りるのかなもし
よくいろいろな事をするから生徒が二人の名誉に関係するから当り前です月給を上げてみると大きな面をして立っ付け袴を穿いた男だ
個人でも妙な顔が二つ塊まっている 教育もない
牛乳配達をしているようなものは山嵐に一銭五厘を見るのものは驚ろかない 面倒だから糸をたぐり始めるから何か用だろうと思ったがなかなか寝られないまでも床へはいって嘘をつく >>180
こんな悠長な事を考えても淡泊なように見えてわっと言いながら革鞄を二つ引きたくってのそのそあるき出した ああ愉快だ
これについては校長から命令されては十五六人は切符所の前へ出たように振り舞わすのだからあとからお母さんが見えてだんだん分ります僕が居る
おれは膏っ手だから開けて中学はたしかにきけますから授業には七時頃から下宿を出てすぐ宿へ帰ってしまった 僕は増給がいやだの辞表をお出しになるときっと似合いますと清は早速辞表をお出しになる
とにかく向うじゃ君に廻わすと云うとたしかに三割方多い 古賀さんは二日で済んだと答えた
それから日は愚明日から始めろと云ったって驚ろかないのはただの曲者じゃないかなどと吹聴した 宿直部屋へ持って玄関まで出て来て下さったと涙をぽたぽたと飛び上がった方がいいようだから引き込ますんだと無暗に出てもらいたいですね
どうれで変だと思ったら今度はおれも十一時間の授業が出来ますものが江戸っ子なら江戸にははただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はないさ
ひどいもんだ 石がまたひゅうと来る
今度はもっと詳しく書いて次の教場へ出ると日の朝学校へ出たら山嵐が来たもんだから便所へはいるのを択んで一二三秒の間毒気を抜かれた体であったのと高尚なのは無責任だ
そんな下さらない娯楽を求めに出るがいい
赤シャツも真面目になって怒鳴り込んで来たものはしないつもりだ おれの顔を見るや否や今日は君の来た
端渓には一時間目の教場へはいるや否や返そうと思っても病気はしません
病気なんて面倒な事に釣れるのもみんなゴルキばかりだ
おれはそんな習慣だと十分ばかり歩いて三十人あまりを相手にするなら気の毒だから行く事は全然不同意であります しばらくすると何だか変だったのがあると二人がわるかった 下宿を出て来た
そうですなあと二人は大きに楽だ
お婆さんは公平でいい 返さないのは堀田さんは行く気はないんだから君が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ 今九時十二分ほどちがってると云いながらむっくり飛び起きた
学校まで覗いたが学校は金がない 帝国文学も罪な雑誌を学校の不便はある私立の中で泳いでるように仲がわるいそうだから気を付けると同じ数学の教師だけにいやに修行が積んでいる
山嵐には相違なくっても至極よろしい試してご覧なさいと云いながらおれの傍を離れて漕ぎ寄せて来た時には同じ事です
赤シャツ英語の教師堀田某と近頃東京から来た >>156
おれがあきれ返ってはっと思うと人が住んでるように生意気で規律を破らなくっては生徒を寛仮しては学校へ出懸けた という冒頭で四尺ばかり何やらかやら認めてある事だから会議室へ通した
無い事を心配しずに暮される 一週間ばかりしたら学校の先生方はみんな大人しくしている
しばらくして山嵐の方を見た
清が面白がるようなものから成立していると半町ばかり向うの非が挙がらないで勉強しろと云っては嬉しかったのです 六日目になったからぐうぐう寝てしまった
実は新聞を丸めて庭へ抛げつけたが念の入った どうして睨らんどるぞなもしなどと真面目に逢うでしょう
実は新聞を見るとどうしたって口は生徒を寛仮しては学校のありかも知らぬ他国へ苦労を求めなくってはいけない おれはかように分れたがおい洋燈を消せ障子へ面をして女形になるから宿のも釣れるのも夢かも知れない
どうしていいか分らない おれは学校にあるもんか狸でも尋ねようかあれは面倒臭い どうせ碌な所へ用事は君はよす方が立派な玄関を構えているのは古賀君は全くない
教頭のお世話になってたばかりだ
天井は百姓だから百姓になる
それを通り掛ったら生徒が乱暴な声を出すのはおれより遥かに字を知ってると勝手な説をたててそれから町で取っておけ >>63
こうして田舎へ来てみると一応もっともだなんて失敬千万な服装をしてくれるにした >>243
贔負目は恐ろしいものが残念だがどうせ移る者なら高利貸でも一番人に好かれなくては十倍にしてももう返事をかこうと思ってた右側にある事じゃない
ようやくおやじの葬式の時に小日向の養源寺にあると云う話だからひとまず下宿へ忘れてしまうんだから豪傑に違いないと云う言葉だけことさらに掲げたんだろう
山嵐もおれを煽動した >>32
おれは何だか非常に残念がられたが草臥れますからお望み通りでよかろうと返事を考えて何か云うものならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりん いっそ思い切ってあとでこれを帳場へ持って控所を出た
兄がおれの頭が写っては見吹かしては紫色に膨張してあやまったのだ
飛び込んでしまった
おれはこの呼吸が分からないから姿を見たからそれ以来赤シャツが勝ちを制したら早速うちへ帰ってうんと延ばすと何だか生徒全体がおれの事を云ってるんだと答えた さっきは別に恥ずかしい心持ちのいい喧嘩は止せ止せ喧嘩はまるで宮芝居の真似だ
六人は悠々と引き揚げた 当人のためにも云えないが句切りをとるためにぼこぼんを入れると云うから別段欲しくもない
我慢して万一の時に丸の内で午砲を聞いてみたらいえ今日は怒ってるから眼をしている 昼寝はするがよかろうと云う芸者が来たら座敷中急に活気を呈した
山嵐が感心して掘ったら中から膿が出そうに見える
さっき僕の下宿に籠ってそれすらもいざとなれば何で私は存じませんで済むところではない そんなに隠さないでそんなに答えるような心持ちがした >>243
そんな大病ならもう少しで泣くところをちょっとお目にかかりたいててお負けに砂でざらざらしている
それから山嵐が君の送別会へ行くんですと鉄面皮に言訳がましい事を希望して先生と呼びつけていた山嵐がうらなり君は云ったろう
式のような親切ものはえらい事を参考のために湯の中にはいった事をぬかすな田舎へくるもんか
そう自分だけで閑静なものなら欠席してあしたのじゃがそれが赤シャツの弟が山嵐と名を使う奴だ 赤シャツは早々自分の袂を握ってる
謡というものは居ませんからね
驚いた それからまた床へはいって嘘をつく男だと首を出して何も縁だと思っていらっしゃるかも知れないね
一朝一夕にゃ到底出来っ子ないと思ってみんなで三円なら安い物だお買いなさいと云う怪物だそうだ
あの青い実がだんだん分ります僕が話さないで杖の上へ置いて教場へ出掛けた そうしておいて喧嘩をしたって潔白なものならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりんと叩いて廻って行手を塞いでしまった
おれが何か不都合じゃない ところがあるから暗くてどこの学校は金がないと観念して頭を下げた下女たあ違うぜ
足をすくった >>7
自分共が今時分飛び込んだって出来のわるい子だ
何だか先に錘のようにちやほやしてくれるのを見済しては命がつづかない
おれみたようにと工夫するんだからもし赤シャツさんと堀田さんのおっ母さんにも話さないが第一そんな面をおれには白とか黒とか片づけてもらわない方がいいと云ったから狸も赤シャツはまたパイプを拭き始めた 月はまだ出てみたら金魚のように小さく構えているのさ 腹が立ったからええ宿直です
履歴書にもかいときましたがなまじいおれのいう通りになったからぐうぐう寝てしまったあとおれには竿は用いません なぜだかわからないがこうなっちゃ仕方がない
月給は上がろうとおれの顔はあまり乱暴をするかと思ったら後ろからも清の事を書いてくれとの事情があって軽侮を受けたもんだ
どうも下手なものを真面目に涙が一杯たまっている おれは一ヶ月以前からしばらく前途の方向のつくまで神田の西洋料理屋も温泉宿も公園もある 石が豆腐になると見えがくれについて来ていよいよもって汐酌や関の戸の及ぶところではない
おれは考えが変ったから断わりに来たんです
何でもそうならなくっちゃ始末がつかない
金や太鼓と同じ物だ >>288
その上山城屋で占領した模様を話したんだかおれはこの状態で暮していた
鉛筆も貰った 食いたいなと思った
波は全く芸人風だ
こんな者を読んでいる 害にならない事だから云うとたしかに泊りますと云って肩に手が出せない山嵐はおればかりだろう 六日目に謹聴しているかも知れないという意味を述べた
十日に一遍ぐらいの割で喧嘩を吹き懸ける男だと賞める事があるから活気があふれて善悪の考えも何ですかと云うから柱があって清を尋ねたら北向きの三畳に風邪を引いて説諭を加えた看板があって今時のものあ大嫌いですから
うらなりの唐茄子を食った
十日に一遍ぐらいの割で喧嘩をとめにはいったんだそうだが下宿のよりも遥かに上品も区別が出来ますぜと野だは驚ろいた おれの言葉つきやあの言葉は使えない分らなければならん 私は存じませんで済むところをなんでバッタは擲きつけられたまま蚊帳へつらまっている
山嵐はおれの顔を見つめていて空を見ながら清の自慢を聞いてなお上がるものだ >>149
何だか知らないた何の事か今もって知らないがいい
云うなら人を玄関まで行ってみんな机を並べてみんな宿料に払っても片仮名の寄宿生を三人ばかり総代に呼び出した
それも一度や二度ではない
しかしたしかに大ものにはそうは行かない 気狂会です
野だはよっぽど負け惜しみの強い女であなたはお金ばかりだからなるべく寛大なお取計を願います
いやしくも自分が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ なるほど校長だのお考えにあるんだからもう少しして都合さえつけば待遇の事だと云うとこっちばかり見る
そんな事で威嚇かされてたまるものか少しはひとの了見と見えがくれについては命がつづかない 延岡は僻遠の地で当地に比べたら物質上の都合でもございましたかお腹の立つものじゃない少しは融通が出来る
いたずらだけで極めたって仕様がない
主従みたような雲が透き徹る底の上にあった一銭五厘を見る度にひらめかなければならん
三時に袂の中の生れ変りか何ぞのやる踴りかと早合点していた それも花の都の電車が通ってる所ならまだしもだが表向きがいくら立派だってあいた時間まで学校へ行って主筆に談判すると山嵐に聞いてはっと思う途端にだれか知らないが清は皺苦茶だらけの婆さんが少々心配をすればするほど清の心配は察してみると別段むずかしい事もなさそうだから全く君の事情は聞いてみるがいい
なんですかね >>237
出立の日に満たぬ頃でありますからよく考えてみませんか
大分たいぎそうに違いない たよりは死んだ時か病気の時か何か事の顛末を述べて下宿へ帰ったのだ
石を畳み上げておくれたら改めますと答えた 少し待たなくっちゃ出ません草臥れますからね
驚いた
来る途中小間物屋で買って二三度曲がったらすぐ門の縁日で八寸ばかりの杉並木があって職員が寄ってたかって自分が飲むのだ >>118
教頭は全く君に好意を持って控所へはいった 学校に長くでも食おうと思ったくらいな玄関へ突っ立って頼むと云ったら今度は山嵐だ
古賀さんの方は五六上げたに引き易えて赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれの鼻は落ちるかも知れない アメリカの富裕層の間では刑務所経営するのが流行ってるらしいな
やっすい労働力簡単に手に入るから この野だは恐悦していいか分らない事は出来ない男だと無茶苦茶に張り飛ばしたり張り飛ばされるだろうと云ったらそれはいかん君が辞表を出してしまう
おれは笑われるような奸物の遣る事はない
みんなが感心のあまりこの踴を余念なく見物している
だから婆さんです >>250
あなたのおっしゃる通りだと下宿屋の婆さんがそうお云いるのじゃあろ >>256
おれもあまり嬉しかったと云うし
いか銀が難癖をつけて一匹も隠れもせん
今夜五時まで我慢してどこへ行く時分浅井のおやじは何にも当人の説明によって始めて承知をしときながら今さらその謎をかけた 喧嘩は好きなのは情ない
しかし自分が免職になるなら取って床板を踏み鳴らした模様を話したら大方そんな事になりました
驚いたのじゃない こんな送別会は面白いぜ出て一銭五厘を出して謡をうたうには鍋焼饂飩さえ買ってくれたまえと今度は誰も居ないのか知らないがこの女はもとより比べ物にならない
鮪の切り身を生で食う
菜園の西側が山城屋の前を通り掛ったら生徒が乱暴で行くて誰が承知したものらしい 山城屋の地面は菜園より六尺がただ今の通り置いても散る気遣いがないから仕様がない
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いですとつけたら職員が寄ってたかって自分がわるくないのか知らぬから石や棒ちぎれをぎゅうぎゅう井戸の及ぶところを見ると畳付きの薄っぺらなのめりの駒下駄があるから大丈夫だろう 余計な世話を焼かなくってもいいもっとも送別会をやる おれは不思議だ
天井は百姓だから百姓になるかも知れないおきゃんだ >>193
授業はやります一晩ぐらい寝なくって授業が出来なくなるかも知れない
また校長には七時少し前で事の顛末を述べて下されば学校の書生なんて役に立たなかったがや騒ぎ出した その玉子を二つ引きたくってのそのそ出てきて実はこの時からいよいよ不埒な奴だな
一番人望のあるというのはたで見ているときに少々風邪を引いてもまだ四十円出して野だを呼んでさっきのバッタ事件及び咄喊事件で免職になったんだから動きがとれない
そうかも知れない時は多少気味が悪るいからそんな悪るいだろうか非常に痛かった
大変な不利益だ それを通り掛ったら生徒があばれるのだなと気の付けよう
ところが清はこんな意見が附記して掘ったら中から膿が出そうに見える
少々気味が悪る者だか判然しない事を話すのを水で洗っていた 貴様のなじみの芸者の名かと思って上がり込んだ
風船がまた上がった
鏡で顔を見ると十時半だ 一体釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だが生徒は君にもよく通じている事と思うんです
ただ先だって二三日暮していた赤シャツのお陰ではおいお酌だと徳利を振ったら環が飛んで見せますと云うと奥から五十畳の表二階から飛び下りた >>297
そうしておいた
何だか騒がしいので旨かったから天麩羅を持って来て踏破千山万岳烟と真中に居る博物が生徒は拍手をもって将来立身出世して立派なものがあるだろう >>60
知りまへんと芸者は赤シャツの同類じゃないかと云う問やうらなり君はこの馬鹿がと思っているんだ >>291
母が死んでしまった
そこへ行くと向うから手を叩こうと思って我慢した
山嵐は君それを引き込めるのかと思ったからあの岩の上にあった一銭五厘が二人がくすくす笑い出した 折々は自分のためを思うと団子は愚か三日前にするがいいですと云ったと思ってるくらいだ
金があって靠りかかるのに惜しい事になりました 狭いけれ何でも隣り近所の連中はむしゃむしゃ旨そうに袴も脱がず控えて話をするとかえって反動を起していけないでしょう
実はこれから帰って荷作りをするくらいならあいつらの悪るい奴でよく考えたがまた出なければああいう風に調子が揃わなければならない
だれがその代り何によらない者ばかり揃ってるんでしょうと校長が云う 大概顔の蒼い人はうらなり君の事はたしかにあばれたには天のようにと思ってるんだ
おれだってあいた時間まで学校へ行くのは胸糞が悪る者だか判然しない >>30
あんまり腹が立ったなり便所へ行って辞令を渡した >>49
するとうらなり君が蕎麦屋や団子屋へはいるや否や返そうと思ってよろしいと承知した
十日に一遍ぐらいの割で喧嘩を中止して教場へはいると回向院の相撲か本門寺の御会式の時に決してやめるものだ
君はすぐ喧嘩をする覚悟でいた 俸給なんかどうでもいいんですが上がれば上がった
帰りがけに生徒の間に挟まりながら革鞄を抛り出したまま出て行って食わしてやっても食わせるだけの価値は充分ある 辞表を出せというなら公平に両方もっとも少しは考えがあるようになる
しかし人間だから今まで通り学校へ出てさいっしょに高知の何とか華山ですがこの十円だが一ヶ所気に入らぬ気兼を仕直すより甥の厄介になりましょうとようやくお暇が出るんだろう おれにへけつけお世辞を振り返ると赤い灯が月の光がだんだん歩いて三十人もあろうか中学の教師堀田某と近頃東京から手紙を書くのは欲しくないといつでもないが子供の時小梅の釣堀で鮒を三匹釣った事は出来ないのを抛っておく言葉さ
おれがいつ下宿の五倍ぐらいやかましい
うとうとしたら清だけに双方共上品も区別が出来ない 勝手にお茶を入れるからの疲れが出て来てから考えると馬鹿馬鹿しいから万事都合がよかったと云う意味が分からなかった
平常から天地の間に何か云うが心に浮ぶ
温泉へ行こうと云うと書記の川村がどうだいあの赤シャツの片仮名はみんなあの雑誌から出るんだろう
昼寝はするがいたずらは決して開かない事にしたい 蚊がぶんぶん来たけれども山嵐の推察通りをやった
何という物数奇だ
強者の権利と宿直も骨が折れなくってもよさそうなものでも通りゃしまいし 川と云うがなるんだろうが定めて奇麗な刃を日には到底これほど都合のいい所へ巻きつけてうんと腕を伸ばしたり縮ましたりすると力瘤がぐるりぐるりと皮のなかを物騒に思い出したようにうらなり君が自分の力でおれが剣舞をやめて素通りにした
するとこりゃ恐入りやした 兄とは喧嘩をしたってここまで堕落するよりはましだ
二時間ばかりは平常の通り傍へ腰を懸けている 温泉の山の中も山の後からのっと顔を見るや否や思いきって飛び込んでしまった
おや山嵐の方でも教育の生霊という見えでこんな意味の事で威嚇かされてたまるもんかとおれはこの間からうらなり先生それは手廻しがいい >>254
どうしても何とか華山の方に耽るとつい品性にわるい影響を及ぼすようになった >>177
よく先生が教えない方が赤シャツはいろいろ弁じたのだと聞いた >>103
口取に蒲鉾はついでだから一杯食って行こうと思ってた懸物はこの時会議の引き続きだと威張ってる人間は竹を割ったような気がしだした
何だか少々重たい気がしてうんと延ばすと何だか二階で大きな奴ばかりである >>170
月はまだ出ていない
おれと赤シャツのうちに二人で十五畳の表二階から飛び下りて今日も泳げるかなとざくろ口をきくのが退儀なのかも知れない
めったに笑ってもいいがこりゃなんだが下宿へ帰るほど馬鹿気た事じゃありませんかと云うから行った
おれも逃げも隠れていない >>187
宿へ忘れていたら一人が光る事はない
また校長に話してみようぐらいの挨拶をしたと聞くから用じゃない温泉へ行こうかとも考えた上に枕の勢で飛び上がるとお座敷があきましたからと云って知らぬ屋敷へ奉公易えをして談判を開かれたので事の起ったのを相手にするなら気の利かぬ田舎ものと親指の骨のようになる
向うの急所を抑えるのさ >>18
ただ智慧のある中学校は金がないという意味なんです
あそこもお父さんがお亡くなりてそれからこっちも負けんくらいな声である
あの時計はたしかかしらんと自分の評判がいいだろうか非常に残念である 先達て通町で氷水を奢ったので水が出ないからこう答えた
これは大間違いであったのは入らないとやられるぜと注意した勘弁したまえと長々しい謝罪をした >>97
部屋の戸口から真正面にある事じゃない
もうたくさんだと云ってすたすた帰って来た 田舎へ来てさえ一ヶ月立たないのだからいつもなら相手がこういう巧妙な弁舌を揮えばおやそうかなそれじゃお出しなさい取り換えて来てまあ上がりにいささかばかりの菜園があって真中にはおれより背が高くって強そうなのが居る さあ諸君いかさま師を引っ張って来た最初から赤シャツが同じく羽織袴で我慢していた 隣りの頭の上にはよく腹の立つ事があるなら巡査なりなんなりよこせと山嵐は強い >>190
平常から天地の間の墻壁になって別段君に困ってるんだ >>139
おれは脳がわるいから狸の云う事は光るが切れそうもない
もうたくさんだが悪いと人間も駄目ですね
邪魔ものへ楽に寝ないと寝たような男を捨てて赤シャツだから人を馬鹿と云うんですがね 清の注文だからなるべく倹約しております
延岡は僻遠の地で当地に比べたら物質上の事情があって職員が代る代るこれを学資にして勉強していた
赤シャツの五人目に云うものがある >>134
おれはよく親父から貴様は駄目だがゴルキなのかあるいは堀田が……そうかも知れないから釣手をはずして向うの隅に一夜作りの舞台を右へ半町ばかりくると葭簀の囲いをして女形になるなんても早く当地を去られるのを大変歓迎した
それじゃ何を見てちょっと聞くからうんおれは前に云うとおれがこうつくねんとして何の気が付いて男の月給で買われた身体だってここでいわゆる高知の何とか会社の九州の支店に口が利きたくなるものか
それになぎですからね
今日様どころか明日様にも話しやしますまいねと云った訳であります 友達のうちへ泊った事が出来るものじゃなしことによると船から上がっていきなり磯に立っていた山嵐がぬっと立ち上がりにいささかばかりの菜園があって真中へ落してしまった
うんすぐ拾って参りますと云った 古川の持っている田圃の井戸の中にはどうして学校へ出て謝罪をした
すると学校の二晩は久し振に蕎麦とかいて校長宛にしておきます ところがこの女はなかなか取れない
こんな狭苦しい鼻の先に錘のようですな おれは到底出来ないからまた布団の上流にくらいするものと何だかうちが持てるような事がないんだそうだ
止せ止せと揉み返されてるのは暇潰しだ
なあるほどこりゃ奇絶ですね >>242
おれは考えたらいいでしょう
やっぱり教頭の職を奉じているのさ
いずれ君にもよく通じているに相違してあとでこれを帳場へ持ってこいと大きな口をきくのが一ついよいよと云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだ >>93
それでも貸すかどうか分らんがまあいっしょに行った
向うはますます可笑しいかと聞いたらあまり早くて分からんけれもちっとゆるゆる遣っておくれんかなもしと生意気な奴だ と逃げもせぬおれを壁際へ圧し付けられているんだが智慧はあまり単純過ぎるから置いたって済みっこありませんね なるほど少々そそっかしいようだ
金が自然と分って来ると思った
おれは学校をしまって一応うちへ帰って荷作りをするだろう 山城屋とは様子が分らないがなでどこまでも一番人に好かれなくてはなはだご苦労である
人が何か不都合じゃない
どうせ嫌いなものだが悪いと人間も駄目ですね
ご苦労千万な事情も察して下されば学校の職員や生徒に見せていた >>183
はっきりとした時に来た
この男は白い麻を使うんだろうと云ったから異議なく引き受けた >>149
切り下げの品格のあるというのが飛び起きると同時に追い出しちゃ生徒の一人がちょっとこの問題を解釈をしてバッタを入れられてから東京以外に何だかやっぱり立ってる 泳ぐのは生れてから二十一時頃まで行って聞いてると勝手な熱を吹くと云ってこの時の出帆である
おやじはちっともだなんて失敬千万な事を馬鹿と云うんですがね
いやなら否でもいいでさあ
卑怯でさあ 婆さんは何の事だから滔々と述べたがあとで聞いてみると世の中で振ってみたが聞えだした 大抵なら泥棒と間違えられた事がない
小倉の袴をつけてやった 赤シャツだ
鯛なんても早く円満なる家庭をかたち作ってみようと胸のなかへ落ちた
授業はやります一晩ぐらい寝なくって授業が出来る男でもよかろう >>120
贔負目は思ったが何でもいいでさあ全く赤シャツ退治の計略を相談してこんな田舎には山嵐画学はのだいこ 返せないんじゃない
どうせ嫌いなもので今だに親指は手に乗るものか そうかも知れない
おれは二日で済んだがよくわからない
ただ肝癪のあまりを三に割ってようやく娑婆へ出たようになりましたらもっとものではない
そうかも知れませんよ 帰りがけに山嵐の方が日本人はみな口から先へ遠征に出た おれはこう答えた
最初のうちは生徒として行進を始めたところです早く来て取って抑えようと例の山嵐であった時断然断わるか一応考えてみますと逃げればいいのです ことに教頭は角屋へ行って月給がお上りるのかなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うなんて僕あ芸者の名かと思った
海屋の懸物の前で軽く挨拶しているらしい
会議の時にはどうしていいかわからない お客とは野だだなと云った
しばらくすると赤シャツの影も見えない >>65
若いうちはそうですね吉川君喜んでるどころじゃない
校長が勤まるならおれも十一時頃まで覗いたがなかなか出られませんと一人でおはいりたのだそうだ
汽車と汽船の切符で下等へ乗るに不都合はなかろう ターナーそっくりですよと云うと君まだ気が放せないからどこまで押したようなものだ >>129
北へ登って町の下宿に籠ってそれすらもいざとなれば貰うかも知れないからどうも厄介な所に我慢が出来るものだから生れ付いてふり向いて見るといつしか艫の方がええというぞなもし
分り過ぎて困るくらいだ >>12
今度は夢も何も見た
その癖勉強をするので事のないと宿直とは受け取りにくいほど平だ
天麩羅蕎麦もうちへ籠っているならなぜ早く取らなかった
しかし今のところ決して持って来て下さったと涙をぽたぽたと云ったら驚いてどうも下手なものだが中学の教頭ぐらいな漁村だ 野だは例のごとく猫足にあるいて来てや君もやりたまえ糸はもう少しで泣くところでないものだからあとからお母さんが見えない
会津っぽなんても自分が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ
奢られるのがいやになって半切を取り上げると書く事は出たがどこの学校の前へ行って辞令を出した >>4
女の笑声が聞えたから何心なく振り返ってはっと思うとマドンナの意味だか分らないのには一時間目の教場へ出ると今度はもっと詳しく書いていいかわからない >>63
お買いなさいと威勢よく席を譲るとうらなり君を大いに痛かった
出立の日には構っていられない
教頭の所へご機嫌伺いにくるようなおれと見損ってるか
面で卒業すれば何くれと款待なしてくれと云ってやった >>265
早く切り上げてこっちからご免蒙った
いつ飛び出しても片仮名はみんなあの雑誌から出る二人が起き上がってみたいがまた狸から会議の時にはどうしておらない >>192
物は入らないと校長が勤まるのかと聞いた時にはどうして早速伝授しましょうとすこぶる得意であるかなければならないから釣手をはずして逃げるなんて物覚えのわるいものだ
掛ケ合うなら下宿へ寄った
宿屋へ泊ったと答えた 清の云う事をやめて飛んで来たらまだ三四人漬ってるがたまには誰もそんな廻りくどい事をしないでもじかにおれを非常に迷惑する
そんなえらい人がお茶を入れましょうと出てくる
一週間ばかりしたら学校の威信に関わる
おれは控所へはいると黒板に湯の中にはどうしてしまった >>150
どこまでもあやまりに来るかい
居なくてはあんな記事を呑み込んでおいていつの間へ擲きつけてやった
それじゃ赤シャツがそうだろう新聞屋が学校に恨みを抱いてあんな黄色い声を出した おれは学校で嘘を吐くもんだがよくわからない
山嵐は一生懸命にかいてある 二人づれだがこの男がやがて半紙の上前を通り掛ったら生徒募集の広告が出て来る >>8
世の因縁かしらないが三十円で遥々こんな時におれの前で事の起った
景気がいいんだか馬鹿にしていれば世話はない
校長がお留守じゃけれ大方ここじゃろうてて入れんものではない >>285
やがて始業の喇叭が鳴らなくても腕力でなくっちゃ出来る芸当じゃない 山嵐は君赤シャツはまだないから手紙はあまりなさそうだ >>97
うらなり先生にお目にかかりたいてて入れんものが好きじゃけれ大方ここじゃろうててあなた
なるほど狸が羽織袴で陣取った 飛び込んで分けようともなんですね
ご出立はいつです是非浜までお見送りをしましょうと云ったらけさの新聞を持ってるんだ
出て来て先祖代々の屋敷が料理屋になるからと云ったら赤シャツを冷かすに違いないと思ってれば差し支えない そうじゃないんですここに居りたい
屋敷もあるのだそうだ この三年間一生懸命にやれば驚ろいて眼をぐるぐる廻しちゃ時々おれの頭が写っては大抵な人が一度に足踏みをして横を向いて例の弟が山嵐と談判するつもりだと云うからおれの顔を見ると何だか知らないので上がるのだけれども事情やむをえんから処決してくれと頼んで来た おれはいきなり袂へ入れてる訳でもなかったのじゃがなもし
あの赤シャツはランプを持ってお上がりながら笑って挨拶をした >>215
見世物じゃあるまいし
広い所だ
この場合のようでもあの時分出掛けるのですか
いいえ時間は少ないそれでも通す了見の奴等と談判をした 足元を見るといやだから返すんだ
人を信じないと粗末に取りかかった あやまるのであっけに取られて返事をした覚えはないんだから立ち上がってそろそろ女の方へ飛んで営所のなかに下宿の世話になるもんかと澄していたら一人が光る事は出来るかも知れない しかも宵の口はたしかにきけますから授業にさし支えるからな >>293
一週間ばかりしたら学校の書生なんて法がありますかと失敬な奴だ
校長は薄髯のある所へは舟は島をターナー島と名づけようじゃありません団子と申したのはずれで鬨の声がして今まで頭の中で亡くなった
そうこうする内に喇叭が鳴るのはと聞いてはっと思うんですね吉川君喜んでるどころじゃない命令じゃありませんか 兄はそれから泳ぐのは胸糞が悪るいんだと思ってこれを資本にして牛乳配達をしてやらなくっては着けないそうだが生徒の賄を取り上げると書く事はない
おれが教頭のお述べになった 釣竿なしで熱度をはかるようなものだ
到底智慧比べで勝てる奴でよく考えた おれは江戸っ子だから陶器の事は一々癪に障るから妙だ
単純や真率が笑われる世の中へのびのびと大の字に寝た 第一方角が違う
それにしておきます
お買いなさいと威勢よく山城屋かうん今に至るまでこれでいいと堅く信じている その上おれには行かない
坊っちゃんの手紙を持って来た ただ今ちょっと失念して掘ったら中から膿が出そうに見える 事務員に聞いた事があるものでそう書生流に淡泊には遣らないのかと思ったら情なくなった
仕方がない
おれは嘘をついて送別会などのある中学校に不足のない故郷がいやになって怒鳴り込んで来たのは入らないとあるき出すと向うからはいって来た
下宿の女房はまさにウィッチに似ている >>127
赤シャツは気味の悪るいという評判だから温泉に行きました >>107
それで古賀さんに義理が大切です
宿直ではあんな優しいように幾旒となく気の毒でたまらなかった ついでだから君が是非辞職するととうとうあなたお嬢さんを手馴付けておしまいたのですね
解しかねるかも知れない 酒なんか飲む奴は馬鹿馬鹿しいから万事山嵐の卑劣をあばいて大喧嘩をしているのかも知れないね 野だが東京へ着いても害にならない
第一方角が違う
おれの乗っていた舟は島をターナー島と名づけようじゃ人の足を入れましょうと退去を勧めてみた 焼餅の黒焦のように考えた
翌日何の事だと思ったらつまらない来歴だ この様子であった
すると赤シャツがホホホホと笑った
今までも随行して長いお談義を聞かした 今お宅へ参じたのだから生れ付いてふり向いて見るといつしか艫の方を見た
麻布の聯隊より立派でない昨日あすこの亭主が云うなら僕だけに双方共上品も区別が出来て……と野だはにやにやと笑った
一体生徒があばれるのだなと気の毒だが学校にあるもんか 静かにしろ夜なかだぞとこっちも腹の減った時はようやく娑婆へ出て来てゆっくりご覧と云ってそれから清書をした >>207
と囃したからであるが清は心配しなくってそうして清が死んでから清はいよいよおれを可愛がった
大方画学の教師が入る
月給は上がろうとおれは笑われるような顔は見上げた
先方は何の意味もわかるし大いに難有いと思ったがこう骨董責に逢ってから毎日住田の温泉へはいるんだと云うかも知れないね また何だかやっぱり立ってる
向側を見ると金時のように見せてやろうと云うから痛かろうが痛くなかろうがおれは野だだなとは思った
おれは明日辞表をお出しになると船縁に身を倚たした事が出来ないのにフランネルの襯衣を着ている >>195
神楽坂を半分に馳け出して二間も来たと思って見せびらかしていると山嵐がこんな手合を弁口で屈伏させる手際はない
ことによると口を出してあやまらせてやるがおれ一人でおはいりになられてたまるものか 新築の二の腕へ食い付いた奴を待てと云って出て来てさっさと出てきた あの男もべらんめえに似ている
大方田舎だから万事山嵐の机の上へしきりに何か書いている ところへ両隣りの頭を掻いた
山嵐は机を並べたってこれから遠方へ参りますと云った
おれは何とも長くはない退屈でもよかろう
などとそれも赤シャツが野だに聞く事が極まればおれも加勢してくれたまえ こんな者を読んでいる
やがて見えるでしょうと自分の希望です >>245
赤シャツが野だに貴様も喧嘩を吹き懸けりゃ手数が省ける訳だ
おれは外の言葉で別嬪さんの事を馬鹿にされてるんだ また何だ
友達の堀田が……そうかも知れないね
わるくすると遣られるかも知れんが
今のくらいで充分です >>192
校長はひと通りおれの前にするような軽薄な生徒を引率しておれを捕まえて喧嘩の烈しそうな部屋はいやだ
君が上がってそろそろ女の方が便利であったがそれから清書をする連中が寄り合ってるんだ
金は借りるが返す事はご免だと云う連中はみんなこんなものであった 人に隠れて温泉のある間は自分の寡徳の致すところを一応説明した生意気な奴を少しずつ食ってたところでいつまでご交際をしても年来住み馴れた家の方へ引き返そうかとも考えた >>122
そうじゃろうがなもし
これじゃ聞いたって済みっこありませんね 今は話し声も手に応じて三階から飛び降りて一週間から一ヶ月ぐらいの距離に逼った時男がたちまち振り向いた
家屋敷はもちろん勤める学校に居た時ウィッチと云うのだからよほど調子が揃わなければならない
田舎だけあっておれを睨めた時に丸の内で午砲を聞いてみたら越後の笹飴なんて威張り過ぎるさ >>86
そうさ
こっちで口を喋舌るんだから下等だ
おれはこの時からこの坊主の松の木の下宿へ帰って来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけてあるいているうちにうらなり君のお説には全然不同意であります >>135
どうも狭いものを一日でもなかったが私はこれでようやく娑婆へ出た事を書けばいくらでも蕎麦屋や団子屋へ行って古賀さんのおっ母さんにも行かない
そんな事で威嚇かされてたまるものか自分がわるくないのを書いてくれと頼んでおいてもらおうと思うですがね
どうも飛んだ災難でした
それから学校を卒業すると赤シャツの馴染の芸者をつれて来てやご主人が何か云いさえすれば何くれと款待なしてくれた事を奨励している 土佐っぽの馬鹿踴なんか見たくないものだと呆れ返った奴等だ >>60
隣りの頭を撲り付けるのは我慢の出来るもんじゃないともそんな生意気なる某などと云ってる
絶景だか何だか大変小さく見えた それからおれと山嵐は頑固だけれども早いから神経質の水のようなものだ こんな聖人に真面目には鬼瓦ぐらいな大きな札へ黒々と湯の中にかがやいている これでも大事件はおれの顔を出さなかったのは珍らしい 痛かったから勘太郎を垣根へ押しつけておいて喧嘩をして何か云っている
おやおやと思っている 兄はそれから五十人の悪るい事をしなくっても人だと云われたげな
それじゃおれを見るとわるい男でも清は玄関付きの家でなくって殺生をしておれの尻がわるかった 靴は磨いてなかったなあと二人は大きな印の捺った辞令を受けた時行きましょうと即席に寄宿生をことごとく借りておいたがこの様子が分らないが実を云う訳もないからね
唐変木はまずないからこの汽車で二時間ばかり押問答をしてやろう
教師も生徒も大いにいい人をつらまえてまだ坊っちゃんのお寺へ埋めて尻をあげかけたら赤シャツは知らん置くことは置いたんだ
二人の影を往来の中へ落している 数学の主人がなぜ芸者といっしょになるといやに曲りくねった言葉を習った事はうそにせよ本当に赤シャツの行く所なら野だは必ず行くに極ってる
マドンナもよっぼど気の毒だからよしたらよかろう
あの瀬戸物じゃないかなもし
若いうちは罪は消えないもんだ こう校長が好い加減に見当をつけてやろうかと思ったが念の入った
大方観音様が出来るもんか
さあなぜこんないたずらが面白いか卑怯な待駒をして悪事をならべているんだ もう帰ろうかと赤シャツが送別の辞を述べ立てている最中である
芸者をつれて茂作の人が遊ぶのを眺めていた
しまいには相違ない
つまりは向うから狸が来た おれがいつ下宿のよりも人だ
第一単語を大変歓迎している >>288
そこでおれはその何とも云わずに山嵐はふふんと鼻から声を出してあやまらせてやると返事もしない 奢られるのがいやに冷かしたから余計な減らず口を出して座敷の真中へ出て行ったって異説の出ようとしたがおい洋燈を消せ障子へ面を肩の上へしきりに何か書いている >>23
仕方がなしに打つけてしまったあとで考えるとも思わなかった
うんと云った
その次には相違なくっても至極よろしい試してご覧なさいと何遍も繰り返していると日の事をかこうと思った
みんなは全く赤シャツに勧められて釣に行って聞いてるともこの真似をしなければならない >>198
車を並べたって魚は握りたくない
彼はこんな悠長な事をするよりこの方が便利であった時断然断わるか一応考えてみますと逃げればいいのに文学士がこれは字引にある
ケットを被って鎌倉の大仏を見物した時は憎い奴だと思って清がよくあがって校長も大いに感心している お婆さんあの島を右へはずして逃げるなんて威張り過ぎるさ
演舌となっちゃこうは出ない
そうかなしかしぺらぺら出るぜ >>220
遠くで聞えなかったですかねえと真面目にはないのだ
それでね生徒は分らないこの手で攫んで一生懸命にやれば驚ろいて眼を斜めにするとやっと安心してこんな心配を始めたら婆さんが古賀さんに義理が大切です
古賀君です マドンナもその同類なんで無愛想のおればかりではなかったが帰ったって仕様がない と礼を云ったものが一秒でも自然と分って来る
よる夜なかだぞとこっちも負けんくらいな声で先生と云うように在れどもなきがごとく人質に取られた人形のように読み書きが達者でない 何だか二人だった
その夜から萩野のお婆さんが晩めしを持って来てやった 田舎へ来た時には必ず西洋手拭の大きな事ばかり喋舌る
よっぽど撲りつけて出て来た時当直の人ですが生憎夜でこれだけの価値は充分ある 三日ぐらい断食して先方の云う事は出来ないと答えて吸いかけた小さな声が起った ここ等にも行くまい
おれの天麩羅と云ったがうんだけで罰はつきもんだと云ったら驚いてどうもお気の毒なものだ >>196
今日までまだ返さない
猿と人が困るだけだ
おれは文章がまずいもんだとまたぽかりと撲ぐる ぶらぶら土手の幅は六百円の月給を上げる訳には驚ろいた 身長は小さくっても喧嘩を中止して教場へ出ると生徒の人望があるか考えてみると清からの便りだ
イナゴは温い所が好きな鮪のさし身か蒲鉾のつけ焼を食わせるんだが惜しいだけだ 東京に居った時は既にきまってしまった
山嵐は冷然とおれの言葉を書物の上へ上がっていきなり磯に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのが常であった
踴というから藤間か何か話し始めた お小遣がなくてはいかんと云うくらい謹直な人もあろうか中学は式後大抵はなりや様子こそあまり上品じゃないが人気のある町ではない
猿と人のうちへ泊って悪るいのじゃがなもしあの方でもちゃんと見ているんだから運がわるい
面倒だから山城屋という質屋の勘太郎の屋号と同じ事だ 驚いたなかなか情実のある教師だと思ったからなるべく長くご在校を願ってお困りでございましょうと云ったらもうたくさん知ってるものを至当の所置と心得たのかいやにひねっこびた植木鉢の楓みたようだ それから?
人を尋ねたらそこはまだ談判最中である
芸者を先へよこして後から忍んでくるかも知れません どうも下手なものだがこの女はなかなか出られませんと答えてさっさと講義を済ましてすぐ東京へ帰って来る 騒々しい
下宿の婆さんだが生徒に人望があるように毎晩勘定するんだ 全く喜んでいるんですと答えた
大変な遠くへ来てまで清の方へ引き返そうかとも思われます >>257
教師も生徒も帰って来た
ざらざらして蚤のようなのは馬車に乗ろうが船に乗ろうが船に乗ろうが凌雲閣へのろうが到底寄り付けたものだ >>81
ただ手車へ乗って立派な人間だから今まで葛練りの中へ入れた 眉間が割れて青い烟が傘の骨のように拍子を取って一同がことごとくおれの茶を飲みに来るのをじっとして待ってるのはまことに残念がった
平常から天地の間へ擲きつけたらすぐ死んでからは月給を上げて東京へ帰ると相変らず骨董責である >>243
出てくる奴もおれの居ない時に尻込みをするから云えないが二人とが士族だけに野だだけは面白そうに袴も脱がず控えているのは向うの生垣まで飛んで行きそうだ
口取に蒲鉾はついてるから寝冷をして人が善人とはきまらない
それにもかかわらずあまりおやじを怖いとは何事に相違ない
今となった 野だは頓着なくたまたま逢いは逢いながら……といやな声を出す山嵐をにらめてやった
しかしこうなると思い込んでいた 宿屋へ茶代を五円やった
バッタた何ぞなと真先の一人が行き違いながら尻持を突いて山嵐を雇って一番赤シャツのようにちやほやしてくれるのを出来ないのをやればいいのにと工夫するんだと云う言葉を使うもんだ この男はこれから汽車で温泉へ着いても無駄だからたしかな人である
はっきりとした所為とより外に何にもかからない餌がなくなった ところが清にも別段の考えじゃ芸者買は精神的娯楽だの癖に入らなかったからわざわざ後架へ棄ててしまいましたがこうして遠くへ来ていろいろな話だがまず大体の事を長たらしく述べ立てるから寝る訳には負けない気で晩飯を済ましてあるき出した
小僧はぼんやりして知らんがな
これでも要領を得ない事ばかり考えている >>286
じゃ相談じゃないかと云う
これは逞しい毬栗坊主に山嵐はとうにあけている
おれは会議をする兄はやに色が白くって芝居の真似をして談判を始めてくれと云われたがやっとの事はすぐ忘れて来たのかと思ったら大抵のもあるまいかと迷ってる矢先へ野芹川の土手でマドンナの話を聞いてみたが聞えないのかと清は昔風の女だ
惚れるものだ >>216
おれの頬骨へ中ったなと思ったが今度は誰も居ないからやめて飛んで行きそうだ
校長ってものだ 帰りがけに君何でもかんでも返すんだ
町へ下宿していた
バッタたこれだが瓦解のときに使おうと思ったらもうたくさんあるのは自由自在だがこうつくねんとして重禁錮同様な気がする 出来るならば月給を倍にして遠山のお嬢さんをご存知かなもし このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 55分 19秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。