キャスターの辛坊治郎が7月14日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。安倍晋三元首相の暗殺事件をめぐり報道される背景に違和感を訴えた。

産経新聞によると、自民党の安倍晋三元首相が暗殺された事件で、殺人容疑で送検された無職、山上徹也容疑者が、母親が入信していた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関連し、「自分が安倍氏を襲えば家庭連合に非難が集まると思った」との旨の供述をしていることが分かった。

辛坊)今回の事件の背景に関して、私はここにきて見方が少し変わってきています。捜査関係者やマスコミは、山上容疑者が供述した動機について、「母親が(旧統一教会合)に入信し、多額の寄付をして生活が困窮した」「(家庭連合と安倍氏が)つながりがあると考えた」としています。私も、事件の構図はその方向性でほぼ間違いないとは思っています。しかし、あくまでも「ほぼ間違いない」であって、100パーセントではないのではないかと思い始めているんですよ。

というのは、あまりにも話が全て符合し過ぎているんです。
「推理小説と一緒にするな!」と言われるかもしれませんが、「あまりにも全部が一致しているときには、どこかを疑ってかかったほうがいい」というのは定石です。
山上容疑者が事件前日、家庭連合の関連施設に向けて銃の試し撃ちをしていたという報道がありました。この山上容疑者の行動に、私はものすごく違和感を持ちました。