超高層ビルを中抜き 「スラッシュカット工法」を鹿島建設が公開
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超高層ビルを「中抜き」して解体工事を進める新たな工法を大手ゼネコンの鹿島建設が公開しました。

 公開された「スラッシュカット工法」は建物の内部に大きな穴を開け、斜めに切断された床などを大きなブロックのまま下ろしたうえで、地上で小さく解体します。

 建物の上に重機を置くこれまでの作業に比べると騒音が少なく、粉じんなどが外に飛び散らないほか、二酸化炭素の排出量も削減できるということです。

 高さ150メートル以上の超高層ビルが今後、相次いで築50年を迎えるなか、鹿島建設はこの工法をビルの解体工事に活用していく方針です。