1992年6月30日、場所は赤坂にあるTBS。桜田淳子が統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の合同結婚式参加を表明した会見だ。

(中略)
スター街道を進んだ華やかさとは裏腹に、桜田の私生活はかなり複雑だったようだ。

中学1年の時、6歳上の姉が地元・秋田の統一教会に入信。父・金一郎さんは「被害者の会」秋田県会長として、教会と対峙した。桜田も「お姉ちゃんを返せ!」と教会に何度も電話をしたことがあった。

ところが彼女が歌手になるため上京し、姉夫妻と生活をともにするようになると、心境が激変。
しだいに統一教会の教えに傾倒していったようだ。