山上徹也さんの人生

・自営業の父と優しい母のもと、中流家庭に生まれる

・幼少期に父が病死し、母は悲しみを埋めるために近所の宗教団体『統一教会』に入信する

(※統一教会は韓国の新興宗教で、安倍晋三さんの祖父である自民党・岸信介首相が日本での布教を援助していた)

・母は教団に洗脳され、父親の遺産をすべて寄付していった。山上、兄、妹は食べることにも事欠く極貧家庭に育った

・兄は安倍さんと同じ難病である潰瘍性大腸炎に苦しんだが、貧困から治療費を払うことができず、苦しみのあまり20代で自殺した

・学問で身を立てようと懸命に勉強し、名門大学へ進学。しかし奨学金を母の宗教に使いこまれ、学費を払えずに中退を余儀なくされた

・妹は極貧のため身なりが汚いことで陰湿ないじめを受け、高校二年生で自殺した

・生活のために自衛隊へ入隊するも、旧態依然のしごき体質に耐えかねて三年間で退役。以後、正規雇用を得ることができず、派遣社員として20代、30代を過ごした

・40代となってすべてを失い、家族と自分の人生を破滅させた統一教会への恨みを募らせていく

・統一教会の幹部を暗殺すべく、自分の手で拳銃と銃弾を製作して訓練した。しかし教団の警備は強固であり、機会を得られなかった

・そんな中、統一教会と蜜月の超大物政治家である安倍晋三さんが近所に演説へ訪れた。警備は手薄であり、今こそ恨みを晴らすときだと決意したのだった