自民党の安倍晋三元首相(67)が奈良市での参院選の演説中に銃撃され死亡した事件で、殺人容疑で送検された無職、山上徹也容疑者(41)の自宅から、インターネット通販の伝票が見つかったことが11日、捜査関係者への取材で分かった。奈良県警は自宅から自作の薬莢(やっきょう)に使われたとみられるカプセル状の物体や火薬類なども押収。押収物や使用された銃の構造から、材料をインターネットで調達して散弾銃を作ろうとしていたとみて調べている。

捜査関係者によると、伝票は自宅にあった段ボール箱から発見され、山上容疑者のパソコンやスマートフォンには材料を購入した履歴が残っていた。この箱には、カプセル状の物体や火薬、ビニールテープなどが入っており、押収物はインターネット上で散弾銃の材料として紹介されているものと一致。県警はインターネット上の情報や動画投稿サイトなどで作り方を調べて試作を重ね、銃を完成させたとみている。

安倍氏を襲った銃について山上容疑者は「一度に6発の弾丸が発射される仕組みだった」と説明しており、発見されたカプセル状の物体に弾丸6発を入れて発射する構造だった可能性が高い。

県警は山上容疑者の車から、アルミホイルが巻かれたトレーも複数枚押収した。トレーは縦約33センチ、横約24センチ、高さ約5・5センチで食器を乾かす際に使われるような形状という。山上容疑者は「火薬を乾かすために使った」と説明。火薬類は湿気を含むと発火しにくくなるため、発砲が失敗するリスクを下げるために使っていた可能性がある。

山上容疑者宅から通販伝票発見 ネットで「散弾銃」材料調達
https://news.yahoo.co.jp/articles/c88a4974a0f760eff3ed3409e35295e35bc2385f

これ今後真似する奴が出て来るやろ