米マイクロソフト(MS)は6月15日(現地時間)、1995年から提供するWebブラウザ「Internet Explorer」(インターネットエクスプローラー、IE)のサポートを終了した。

同じく同社が提供する「Microsoft Edge」にWebブラウザの機能を集約するとともに、IEを起動しようとするとEdgeが起動。IE自体が完全に使用できなくなる。

TBSは6月15日付けの記事で、東京都調布市がサポート終了に向けた作業に従事する様子を報道。

同市では、勤怠管理や会計業務にIEを使用しているといい、デジタル行政推進課の職員は取材に対し「最初の感想として何で今、急にというのが正直なところではあった。期間の調整や費用面の調整に苦慮しているところ」とコメントしていた。

記事によると、取材当時、同市では半分ほどしかシステムを更新できていなかったという。