大介さんの母親は、とある理由から精神病棟に入院していました。

そんな母親から、ある日、病院経由で大介さん宛に手紙が届いたのです。

「大介、イタリアの生活はどうですか。お母さんはフツウ。
 守護神ジス様のおかげで、元気です。お医者をだまして何でも食べちゃう。
 隣人達めケッコウ気さくでいい人ばかり。安心しれ。明日は仕事で、皆
 船が来るて、喜んどる。毎日楽しいです。給料でるし飯も固くない。
 ね、ね!!病棟生活だからって悪いことないわ、わりと私にはいい老後です。じゃね。」