ベビーシッターとして預かった子供たちをレイプし、映像を拡散していた凶悪犯の「非道な手口」 独
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d14ef504ab1343cc74dc8bf6273fd099581faea


パンデミック以降、子どもに対する虐待やポルノなどの性犯罪が増える一方、各地でその容疑者の摘発も相次いでいる。
そんななか、ドイツで、ベビーシッターとして預かった子どもへの性的暴行という非常に悪質な犯罪が発覚し、社会を震撼させている。


ドイツで増加する子どもを狙った性犯罪

ドイツメディア「ターゲス・シャウ」によると、ドイツ連邦刑事局は、2021年に性犯罪の被害者となった子どもや青少年が1万7704人おり、増加し続けていると発表した。
また、特に、児童ポルノの配布や所持、製造にかかわる犯罪数は3万9171件と、2020年の倍以上が摘発されている。

そんななか、独誌「シュピーゲル」によると、乳幼児をレイプする映像や画像を撮影し、オンライン上でシェアする男たちのネットワークが摘発された。
なかでも、中心となって動いていた44歳既婚のITエンジニアであるマーカス・Rが2021年12月に逮捕され、その犯罪の悪質さに対してドイツ社会は衝撃を受けている。

5月末の警察の発表によると、Rはインターネット上でベビーシッターを装って子どもを預かり、その子たちに性的暴行を自宅で加えていた。
そしてその様子を撮影し、他の男性による性的暴行の映像や画像などと一緒に保管していたのだ。

驚くべきは、Rが自分のコンピュータなどに、30テラバイト(3万ギガバイト)にも及ぶ虐待記録のデータを保管していたことで、写真は350万枚、映像は150万本もあった。
これらの膨大なデータを管理するために、内容の説明も含めた詳細なリストも作られていた。警察はこれらのデータすべてを取り出すのに17日間も要したそうだ。