北海道帯広市の雑木林に女性とみられる遺体を遺棄したとして6月2日、高校教師の男が逮捕された事件で、遺棄された女性は、2022年3月まで同じ高校で働いていた教師だったことがわかりました。死因は窒息死でした。

 遺体で見つかったのは、北見市の高校教師、宮田麻子さん(当時47)です。

 死体遺棄の疑いで逮捕された帯広農業高校の教師、片桐朱璃(かたぎり・しゅり)容疑者(35)と、3月まで同じ高校に勤務していました。

 警察によりますと、宮田さんの夫が5月30日、「妻が帰って来ない」などと警察に相談し、翌31日に行方不明者届を提出。

 夫への聞き取りなどから片桐容疑者が浮上し、任意で事情を聞いたところ片桐容疑者は、「穴を掘って遺体を埋めた」と供述したということです。