サル痘が米で拡大 ロサンゼルスで“初確認”
https://news.yahoo.co.jp/articles/c11f003fa097785030b747d8497e054095b5fd0b

天然痘に似た発疹が特徴のサル痘がアメリカで拡大しています。西海岸の大都市ロサンゼルスでも、感染したとみられる患者が初めて確認されました。

 ロサンゼルス郡の保健当局は2日、サル痘に感染したとみられる患者が初めて見つかったと発表しました。

 患者は成人で最近、旅行していて感染者と濃厚接触していたということです。

 症状は落ち着いていて入院はしておらず、自宅で隔離されています。

 WHO=世界保健機関はこれまでに30カ国で550人以上の感染者を確認したとしています。

 多くは発疹などの症状で自然に回復しますが、子どもなどは重症化する可能性があり、死亡した症例もあります。

 1980年に根絶した天然痘のワクチンが有効だとされていますが、日本では1976年に定期接種が廃止されていて、若年層には免疫がないことが懸念されています。