この事故は、26日正午ごろ、秋田市仁井田の国道13号で、普通乗用車が停車中の車に追突し、その弾みで対向車線にはみ出した車がほかの1台に衝突したもの。

この事故で、男女2人がけがをしたが、最初に追突した普通乗用車の運転手が、車を置いたまま現場を立ち去り、警察がひき逃げ事件として捜査していた。

そして、26日午後2時20分ごろ、秋田市雄和の国際教養大学に警察から「追突した車の所有者がアメリカ国籍で、大学の男性助教の可能性がある」と連絡があった。

連絡を受けた大学の職員が探したところ、男性助教は自身の研究室で発見されたが、心肺停止の状態で病院に搬送され、死亡した。