西側諸国からの経済制裁を受けるロシアとイランが物々交換を始めることがわかりました。

 ロシアメディアによりますと、ロシアとイランは物々交換による貿易に合意しました。

 ロシアは鉄鋼や鉛、アルミなどの原材料をイランに供給する代わりに、自動車部品や発電所のタービンなどをイラン側から受け取るということです。

 ロシアのノバク副首相がイランを訪問し、タービンや自動車の部品などロシアが必要とするリストをイラン側に渡したということです。

 プーチン大統領は26日、ロシア経済は制裁によりかえって強力になりつつあるなどと訴えました。

 ロシアは、欧米の自動車会社などの撤退後もロシア側が工場を買い取り製造を続けるとしていますが、ロシア国内だけですべての部品を製造することはできず、技術的に可能なのか疑問視されています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/amp/000256172.html