キングカズは神だと思っている。
20日ほど前の盆休みに両親と、敦賀市のカズ実家(高速増殖炉もんじゅ)に見学に行った時の話。
両親と3人でMOX燃料を囲んで写メしているといきなりキングカズが
玄関から入ってきた。もんじゅに似合わないイタリアンないでたちで。
カズが「俺いつもの~」と言って原子炉容器内へ入ろうとすると、
見学してた高校生集団が「カズさん!」「カズさんかっけー!」などと
騒ぎ出し、カズが戻ってきてくれて即席700%出力試験になった。
13、4人ほど居合わせた見学者全員に炉内にあった燃料棒を使いサインしてくれた。
高校生達が福島からの避難民だとわかったカズはいい笑顔で会話を交わしていた。
そしてカズは「またな~」と原子炉容器内に入っていき、つり上げ作業中に落下した。
私と両親はカズの気さくさと青い光に興奮しつつ
見学を終え、除染を済ませようとクリーンルームに向かうと、日本原子力研究開発機構理事長(カズ妹)が
1次ナトリウム循環ポンプを指差しながら
「今日のお客さんのために3000シーベルトは出してくれましたから。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。