2022年春に始まったドラマが、軒並み苦戦している。

平均視聴率が二桁を超えたのは、二宮和也主演の『マイファミリー』と、木村拓哉主演の『未来への10カウント』の2本だけ。いずれもジャニーズ事務所のタレントが主演のものだ。10年前の2012年には、ドラマ16本中6本が平均視聴率で二桁を超えていた。比率でいえば、10年前から半減した形だ。

芸能ライター「YouTubeに加え、Netflixなどの定額配信サービスなど、コンテンツがあふれており競争が激しくなっています。
リアルタイムでドラマを視聴する習慣が、若い人にはなくなってきてもいます。実際にドラマ自体が面白くなくなっている面もあるでしょう。視聴者からの苦情を恐れて、表現が自主規制に向かっていますから。
そのなかで、ジャニーズ主演ドラマが強いのは、熱狂的ファンが一定数観てくれるから。今後も、ジャニーズ主演ドラマが増えていくのでは」

SNSでも「ドラマ離れ」を示唆する声が数多く上がっている。