1世帯10万円の新型コロナ関連の給付金を、山口県阿武町が誤って全世帯分の4630万円を男性に振り込み町が返還を求めている問題です。男性(24)は「金をネットカジノで全部使った」と説明していることがわかりました。

この問題は、1世帯10万円の給付金について、町が振り込みの作業を誤り、対象の全世帯分4630万円を町内に住む男性の個人口座に振り込んだものです。男性は返還を拒み連絡が取れなくなったことから、町は金の返還と、弁護士費用など5100万円あまりの支払いを求める訴えを起こしました。

男性の弁護士は16日会見で、男性は「金を使い切った」「一銭も返せない」と説明し、具体的な金の使い道は明らかにしませんでした。

JNNのその後の取材で、男性は関係者に「数社のネットカジノに全部使った」と説明していることが新たに分かりました。

町は今後、金の流れを明らかにしたいとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e29ee65c2b934bcdc8d0a2911b6cd2aba35300