研究によると
・カロリンスカ研究所とアムステルダム自由大学の共同研究チームがこのほど、スクリーンを眺める習慣が時間経過とともに子供の知能にどのような影響を与えるか調べた
・米国に住む9歳~10歳の少年少女9,855人を対象に一般的な認知能力(知能)を測定。その2年後にフォローアップ調査を行ったところ、平均より長い時間ゲームをプレイする子供は知能が平均以上に向上していたことが分かった
・具体的にゲームを長時間プレイした子供は2年後にIQが約2.5ポイント増加。一方でテレビやソーシャルメディアを見る子供に有意な影響は見られなかった

・研究チームは「スクリーンを眺める習慣が子供の身体的活動・睡眠・健康状態・学校の成績にどのような影響を及ぼすかは未調査」としているものの、ゲームをすることで知能を高めることができるという主張を裏付ける実験結果になった
・この結果は子供の学力差だけでなく、遺伝子の違い・両親の学歴・収入など、知能に影響を与える要因も考慮して導き出されたものだ

http://yurukuyaru.com/archives/88197464.html
https://www.nature.com/articles/s41598-022-11341-2