高齢の女性が還付金詐欺の被害に遭う寸前に防いだとして、姉妹2人に警察から感謝状が贈られました。  

感謝状が贈られたのは、専門学校生の栗田愛香さん(20)と中学1年生の莉那さん(12)です。

 警察によりますと、先月、埼玉県朝霞市に住む80代の女性に市役所の保健課を名乗る男から「高齢者医療費の手続きが済んでいません。医療費の還付はきょうまでです」などと電話があり、近所のコンビニ店に誘導されました。

 女性が携帯電話で「医療費の還付金」などと話しながらATMを操作しているのを不審に持った姉の愛香さんが声を掛け、妹の莉那さんが店員に伝えました。  

コンビニ店の店長:「詐欺かもしれないので、やめた方がいいって形で説得をしていました。詐欺に遭っているかっていうのが分からないような感じだったので、通報しました」  

女性は電話の指示に従い、現金219万円を振り込む寸前でした。

栗田愛香さん:「おかしいなと思ったので声を掛けさせて頂きました」  

栗田莉那さん:「良かった」  

栗田愛香さん:「当たり前のことをしただけなので恐縮です」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b753e49f76ba15e8488de9668e6c4eeb8e06b4