困惑…銀座・ウクライナ出身女性のロシア食品店 「看板」を外すよう要求される
https://news.yahoo.co.jp/articles/2536d5be022734b0bf4c2443ea7d613d1eb9fabc

■「赤の広場」の看板を外すよう要求される

レジ奥にモスクワ「赤の広場」の絵が飾られている
店の看板が壊された後、「有り難いことに、お客さんから励ましや応援をたくさん頂きました」と話す一方、実は今度、ビルのオーナーからあることを要求されたといいます。

それは、店の外に掲げられている「赤の広場」の看板を外すよう言われたということです。

「私が店を『赤の広場』にしたのは、旧ソ連圏の国々からいろんな商品を集めたいので、旧ソ連の中心地で、『美しい』という意味もある広場の名前がいいと思ったからです」

「この店名は今の政治的な問題と一切関係なく、美しい場所、ロシア文化の象徴であり、反ロシア感情からそのような話が出るのは大変むなしく、残念なことだと感じています」

ヴィクトリアさんによると、ビルのオーナーは、他のテナントも入居していることなどから、ロシアを連想させる「赤の広場」とは別の名前にした方がいいのではないかという提案があったということです。

取材中に「赤の広場」に買い物客の姿が途絶えることはありませんでした。

ヴィクトリアさんは、「これはただの食べ物です」と訴え、食品の原産地や食文化、国籍をターゲットにして攻撃されることに助けを求めています。