川崎市中原区小杉町のマンションごみ集積所内で4月、乳児の遺体が発見された事件で、神奈川県警捜査1課は10日、死体遺棄の疑いで、このマンションに住むタイ国籍の職業不詳、カオピアパニット・ジュン容疑者(23)を逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は4月19日午前7時45分ごろ、自宅マンションのごみ集積所に、男の乳児の遺体を遺棄したとしている。

同課によると、乳児は生後間もなく遺棄されたとみられ、カオピアパニット容疑者は取り調べに「自分で産んだ赤ちゃんをごみ捨て場に捨てた」などと供述。同課はマンションの防犯カメラの映像などから、カオピアパニット容疑者の犯行を特定。今後、乳児が死亡した経緯などを含め、捜査を進める。